これは嫌味なのか
私にも分からない。けど…
少なからずとも見せつけたかったのだろう
今の私を__________。
❁❁❁
"これから1週間会えない!"というメッセージをマイキーに送って携帯の電源を切る。
あなた「行ってきま~す。…って、誰もいないけど」
誰もいない家に響く私の声。
そして、
あなた「焦凍~!」
轟「まさかあなたもここを選ぶとはな」
轟「…大丈夫、なのか」
あなた「大丈夫だよ。むしろ見せつけてやりたくって」
あなた「エンデヴァーに_______。」
轟「そうか。」
エンデヴァー事務所。
No.2の事務所。
私の父の事務所。
あの人は意図的に私を指名したのか。
それとも苗字が違うから分からなかったか…
❁❁❁
エンデヴァー「これから1週間、頑張ってついてこい」
エンデヴァー「焦凍、あなた。」
初対面なら名前で呼ばないはず、
やっぱ意図的か…
まぁとりあえず
あなた「よろしくお願いします~お父さん♡」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!