第18話

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2022/06/24 23:42
誰かの声がする…

一色「____だよ」

慧の声だ

なんて言ってるのかよく聞こえない…

一色「______てる…」ナデ

起きなきゃ…

あなたの下の名前『う…んっ…?』

一色「あ、起きた?」

あなたの下の名前『慧…』

一色「うん、もう寮に着いたよ」

あなたの下の名前『ここまで運んでくれてありがとう』

一色「うん」ナデナデ

あなたの下の名前『何?』

一色「いや…あなたの下の名前は可愛いなって」

あなたの下の名前『何を当たり前なこと言ってんの…?』

一色「当たり前なことなんだ〜」

あなたの下の名前『みんな帰ってきてる?』

一色「田所くんと創真くん以外は帰ってきてるよ」

恵と創真はまだなんだ

あ、伊武崎に新作品を味見してもらう予定だった

コンコン

あなたの下の名前『ん?はい、どうぞ』

伊武崎「あなたの下の名前」

一色「あれ、伊武崎くん」

伊武崎「起きたのか」ナデナデ

あなたの下の名前『うん』

一色「伊武崎くんはあなたの下の名前に何用事でもあるのかい?」

伊武崎「ああ、新作の味見役に来たんだけど」

あなたの下の名前『そうだったね。ちょっと待ってて、慧もついでに味見役お願いね』

一色「ついでかぁ〜。まぁ、あなたの下の名前の新作の味見役なら喜んでするよ」

私は新作料理を作り始めた


〜あなたの下の名前が料理をしている頃の2人〜


一色「いやぁ〜、あなたの下の名前の新作楽しみだね〜」

伊武崎「ああ…」

一色「…」ニコニコ

伊武崎「…」

何故か沈黙

伊武崎「はぁ…なんか言いたいことでも?」

一色「ん?いや、ないけど〜…1つ言うなら、あなたの下の名前はダメだからね」

伊武崎「へぇー…無理な事言うんだな」

一色「2人がキスとか添い寝しているのは知ってるけど、それ以上は僕は許さないよ?あなたの下の名前は僕のだから」ニコッ

伊武崎「なら、何で付き合ってやらねぇーんだよ」

一色「僕にはちゃんと考えたプランがあるからね」

伊武崎「そのプランが何かしらねぇーが、いつまでも好きでいてもらえると思わない方がいい。あなたの下の名前だって傷つかないわけじゃないんだ」

一色「分かってるさ。だからキミたちがしてることに口は出していないだろ?」

伊武崎「それが問題なんだろ。アイツはアンタを諦める覚悟出来るぞ」

一色「だろうね。あなたの下の名前の事は1番誰より知ってる。だから、1度たりとも突き放したことないし手放してないだろ?僕は確信しているんだよ…あなたの下の名前は僕から離れないってね…」ニコニコ

伊武崎「…サディストかよ(計画的にとか怖)」

一色「だから、これからも僕のお姫様に変な虫がつかないように頼んだよ?伊武崎くん」

伊武崎「俺は魔よけ役かよ。まぁ、アイツなら変なやつに引っかからねぇだろ。アンタしか目に入ってないし」

一色「いや〜、嬉しいね」

伊武崎「…(妙に腹立つ顔だわ)」


〜二人の会話終わり〜

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