仕事を始めて約1ヶ月が経った 少しずつこの仕事には慣れてきた やりがいのある仕事で私は楽しい でもまだまだ慣れないものといったら…
スケジュール表を覗く
至近距離から覗かれる
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お昼ご飯中
意味がわからず固まっていると
ジンさんの口があーと開く
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バスで移動中
ユンギさんが私の横にくる
後ろを見るとわいわいと少し騒がしい
聞いてきたのに許可も取らず勝手に私の肩に頭をおく
彼らのスキンシップだ
私が男性に慣れていないというのもあるけどこれは流石にだめだ
最近は慣れることなんてあるのだろうかなんて思い始めている
そう思い クルッ と振り返るとやっぱりテヒョンさんだ 隣にはジミンさんもいる
そう素っ気なく答える
そういい顔を覗いてくる
そういい私は顔をそらす
あー…っと横から悲しそうな声がする 少し悪い気もするがここで甘やかしたらだめだと思い私は気を引き締める
ふふーん!っといいながらないヒゲを触るふりをする
ここで私はこんなこと聞かなければよかったと後悔することになる
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。