第3話

#3
8,914
2018/07/03 10:36


わ!!


ノックしようとしていたドアが勢いよく開いた 開けた人を見るとどうやらさっき通りすがった人らしい あっちも驚いているらしく目を見開いている



ジョングク
ジョングク
どうしたんですかー?


そういい顔を覗かせたのはすごい美少年だった びっくりして固まっていると

ホソク
ホソク
んー?なになにー?


ぞろぞろと中の人たちが外へ出てきた



(…顔面偏差値高くない!?)


そんなことを思いがならまじまじと顔を見る するとみんなじーっと私の手元を見ている



あ、これ


みんな楽譜を見ていることに気づき私は拾った楽譜を渡す

ユンギ
ユンギ
え?


遠くに飛ばされたのが見えて急いで拾いにいったんですけど気づいたらいなくなってて…


自分のトロさに恥ずかしくなり少し笑いながら私は頬をかく

ユンギ
ユンギ
え、ああ ありがと、な


曖昧な返事をしながらお礼を言うすれ違った男の人 顔が整っていてクールな顔をしている

テヒョン
テヒョン
あ、この人がさっき言ってた人です?


違う美少年がクールな人に声をかける

ユンギ
ユンギ
あー、そうそう


なにが?と思い首を傾げると部屋の奥にある時計が見えた











(10:25…)
25分…?え、面接時間5分前!?やばい!?!?



ナムジュン
ナムジュン
届けてくれてありがとね、よければ名前を(((


あ、あ、あーーーー私そろそろ時間なので!!で、ではー!!
ナムジュン
ナムジュン
え、ちょっと!!
何か言われかけてたけど私にはそんな時間なんてない!!!!遅刻なんてありえないよぉぉぉおおお!!私は急いで来た道を戻った














































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ナムジュン
ナムジュン
あー行っちゃった…
ジミン
ジミン
まあ、一件落着?ってことで…よかったですね?
ジン
ジン
でも見かけない子だったねー 新しい子?
ホソク
ホソク
でも、黄色いICカードだったんで面接しに来た子じゃないですか?
テヒョン
テヒョン
たしか面接って10:30からでしたよね?
そういいながら後ろにある時計を見る

テヒョン
テヒョン
えぇ!?もう10:27ですよ!!
ジョングク
ジョングク
しかも面接会場って結構奥でしたよね
ジミン
ジミン
ええ、それもう間に合わないよ
心配するメンバー達





ユンギ
ユンギ
俺ちょっと行ってきます
ジン
ジン
えぇ!?ど、どこに!?!?
俺はそう言い残し録音室から出た

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