ノックしようとしていたドアが勢いよく開いた 開けた人を見るとどうやらさっき通りすがった人らしい あっちも驚いているらしく目を見開いている
そういい顔を覗かせたのはすごい美少年だった びっくりして固まっていると
ぞろぞろと中の人たちが外へ出てきた
そんなことを思いがならまじまじと顔を見る するとみんなじーっと私の手元を見ている
みんな楽譜を見ていることに気づき私は拾った楽譜を渡す
自分のトロさに恥ずかしくなり少し笑いながら私は頬をかく
曖昧な返事をしながらお礼を言うすれ違った男の人 顔が整っていてクールな顔をしている
違う美少年がクールな人に声をかける
なにが?と思い首を傾げると部屋の奥にある時計が見えた
25分…?え、面接時間5分前!?やばい!?!?
何か言われかけてたけど私にはそんな時間なんてない!!!!遅刻なんてありえないよぉぉぉおおお!!私は急いで来た道を戻った
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そういいながら後ろにある時計を見る
心配するメンバー達
俺はそう言い残し録音室から出た
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。