あの後からちょっと時間が過ぎたころ、見知らぬ建物の中へと誘導される
もちろんさとみくんは寝たっきりだし、、、怖いよ
僕は寝たフリをして、、、
建物はとても大きくてまるで工場のよう
エレベーターで上の階に上がる時ちらっと目を開けさとみくんの方を見た
いやいびきかいてるんかーい
実は起きてたとかないの?
ひとりじゃ心細い
最上階位までいったところでエレベーターから降りる
僕達は謎のドアの方へと運ばれる
とっっっても嫌な予感しかしない
もしかして、、、こいつら監禁しようとしてる、、、?
予想は的中。
見事に薄暗くて狭い部屋で2人っきりにされた
僕は女と男がいなくなった所で目を開けてさとみくんの体を揺さぶる
さとみver.
莉犬です!入れ替わってんの忘れんなよ!
なんか気絶させられたらしいんだけどギリギリ手をさりげなく交わしたおかげでずっと寝てるフリして逃れてます
あなたとはエレベーターら辺で目が合ったんだけどね(笑)
やっぱり2人とも初めから起きてたみたい(笑)
とにかく、、、ここはどこだ?
目を開けたところで誰かに体を揺さぶられる
あなたの体だし嘘ついた方が良さそう、、、
さとみver.
家であなたに莉犬(俺)が変なことをしないかソワソワしてゲームも集中出来ず放送の準備をしているときだった
急に入れ替わりが戻った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。