第72話

ななじゅういち
8,297
2019/05/19 07:19





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こうして 、人探しの正体も駒井だったらしく 、


お婆ちゃんもしっかりお礼が言えて解決した 。


さあーて 、帰ろう 、そう思った時


若林と東条が先に帰ろうとしてたから


気になって跡をつけることにした 。


気づかれないように尾行します ←




























































東条「 … なあ 、なあって!」



若林「 … なに?」



東条「 … 謝ろうと思って 。
謝っても 、許してもらえないだろうけど 」



若林「 … なんで?」



東条「 なんか 、本当に悪いとは思ってて 」



若林「 … 」



東条「 …… ごめんっ!!!!」



若林「 … 」



東条「 許せないよな ……… ごめん!!!」



『 ?!』←







































































え?!あのプライドお高めの


東条くんが土下座した?!?!


明日は雪ですか?!槍ですか?!


… でも 、それほど心動かされたって事だよね 。


若林!許せ!許してやれ!なんなら私も謝る!←


って 、あれ?正義なんか踏ん張って … もしや!









































































『 ちょ 、ダメダメダメ!!!!!』



若林「 すっとぷすとっぷすとっ … え?!」



東条「 え … ?」



『 あ ……… えへ 、どうぞ続けて?』



若林「 いや 、続けてって …
ま 、まあ 、いい 、よ?」



東条「 … 」



若林「 俺 、あんな工場長みたいな
大人にはなりたくないから 」



『 あんのヤバいジジイが ……… 』



若林「 頭つけなくても全然いいよ 」



『 全然いいんだ 』



若林「 あっ 、いや …
全然は 、ちょっと盛ったけど 。
… それだけ 、じゃあ 」



『 え 、帰るの?!帰っちゃうの?!』←



東条「 … 待てよ!!
同じ方向なのにじゃあはないだろ 」



若林「 … なんだよ 」



東条「 … かえろーぜ 。ほら 、行くぞ 」



『 いやんなにこれ友情〜!!!!』



若林「 安定だね 」



東条「 こいつ元からだもんなー 笑 」



『 は!うっさい!笑笑
てかお腹減った 。チーズドック食いたい 』



東条「 俺タピオカ飲みたい 。
3人で飲み食いしに行こーぜ 」



『 行く!』



若林「 まあ 、いいけど 」





































































なんだろう 、すごく嬉しい気分 。


そんな私たち3人を 、


綺麗な夕日が包み込んでいた 。












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