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若林「 ご馳走さまでした!」
光岡母「 息子のこと 、よろしくお願いします 」
原田「 (頷く) 」
『 光岡また明日ね〜!!!』
光岡「 … おう 、!」
光岡家の背に向け 、
のぶTと若林と帰宅路を歩いてく 。
若林「 … 光岡 、結構いろんなこと考えてたね 」
原田「 そうねぇ 」
『 ふつーに学校来て頭良くなれば企業とか
余裕そう 。顔良いし絶対女社員寄ってくるわ 』
若林「 いやその問題じゃないんだけど … 笑 」
原田「 … あ!!!!」
『 ?!なに?!』
若林「 どうしたんですか?」
原田「 あらやだ 、イヤリング忘れた 」
若林「 えぇ … 」
『 取りに戻るのめんどくさ 』
原田「 … まあいいわ!
光岡ママへのプレゼントっ ♫ 」
『 うっわのぶT優男すぎる 、あ 、私
今日店の手伝いあるからこっちなんだ!』
原田「 あらそう 、気をつけてね 」
若林「 また明日な!」
『 うん!のぶTと若林ばいば〜い!』
のぶTと若林と別れて駅へと向かう 。
いやー 、バイトかったるいかったるい 。
まあ家にいるよりかはマシだと思えば … !!
" カランカランッ "
常連客「 おー!あなたちゃん!
学校帰りかい?お疲れ!」
『 おじさん!お疲れーっす 』
常連客「 可愛い女子高校生がこんな
夜遅くまで外にいるなんてダメだぞ〜!笑 」
『 おじさん酔いすぎー 笑笑 』
父「 おお 、あなた 。来てたのか 」
『 うん 。ただいm … 』
母「 あら 、おかえりあなた 」
『 ……… ん???????』
厨房に入るとマザーがいました 。
イエス 、マイマザー ……… ワッツ?!?!
ん?え?え 、えーっと 、離婚 … した 、よね?
いやてか私普通にバレたけど大丈夫なん?←
え?ちょっとまって?脳内思考停止したよ ( )
『 … 』
父「 あなた 、頭の中整理しろよ?
ママとパパ 、結婚します!!!!」←
『 ……… はっ 、?』
母「 ごめんなさいね 、いきなり 。
でもやっぱり私哲夫さんしかいないの!」
父「 ママ…!僕もだよ!」
『 ……… いや 、あの 、ん?
再婚 … ん?ん?え?は?』
母「 ええ 、そうよ 。だからあのマンションの
部屋ももうすぐ売り出すことにしたわ 」
『 … は?なんで?』
父「 3人でこっちに
住んだ方が手っ取り早いだろ!なっ!!」
母「 えぇ!素敵ね!」
『 ……… なにそれ 、』
ふざけんな 。勝手に離婚して勝手に再婚?
お前ら子供の気持ち考えたことあんのかよ 。
振り回される私の身にもなれ 。
母親は子供のために生きている?
そんなの 、そんなの有り得ない 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!