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屋上に行くと 、若林の予想通り正義がいた 。
なんだよぼっち飯なんかしちゃって!!!!
『 いたぁ〜〜〜〜 』
明智「 あ 、いた 」
若林「 ほらね?」
東条「 … 」
明智「 おい東条 、
1人で飯食ってんじゃねえよ 」
『 そんなにぼっちが好きなの???』←
若林「 いつものぶおとかとここで
食べてたから 、ここにいると思った 」
東条「 … なに?」
明智「 こっから飛び降りようとしてたの?」
『 懐かしいクソワロタ 』
東条「 若林じゃねえんだから
飛ぶわけねえだろ 、笑 」
若林「 うっわ 、、、そういえば僕 、
こんな高さから飛び降りたんだ … 」
『 それな … 今になってみると怖くね?』
若林「 もう2度と飛びたくないかな 笑 」
ふと 、幻覚なのか 、幻聴なのか分からないけど
中庭でのぶTとみんなが黒い布を広げていた 。
けれど 、目をこすると消えていた 。
明智「 飛び降りたの懐かしっ 笑 」
若林「 いや 、飛ばせたじゃん!」
『 そうそうスマホで撮っててさー?笑笑 』
明智「 いや飛ばせたのはのぶおだから 。
撮ってたのも牛久保だし 。
てか自分で選んだんじゃん 、ここ 」
若林「 、、、たしかに 」
『 ぐぬぬ 、正論 、』
私は大人しく 、東条の隣に座った秀一の
隣に座った 。そしてその私の隣に若林が 。
空を見上げると 、少し雲がかかって 、
薄暗い … とまでは行かないけど
この後雨が降りそうな予感がした 。
明智「 … どうした東条 」
東条「 ……… なにが?」
明智「 さっき 、なんか変だったから 」
『 すんごい憂鬱な顔してた 』
東条「 … 別に 、」
『 … 』
明智「 … お前さあ 、俺には頼れとか信頼
とかなんか言うくせに自分は頼んねえのな 」
東条「 別にそう言うわけじゃないけど 、!」
『 じゃあ話してよ 』
若林「 なになに?」
東条「 … なんか 、納得行かねえなって思って 」
『 ……… どうして?』
東条「 辞めるってあんないきなり
言い出してさ 。急にいなくなって?で 、
もっと 、なんつーか 、……… うん 、
自分でもなんて言っていいかわかんねーや 、」
明智「 … まあ 、俺らのためにも
そういう卒業式みたいなこと
やろうぜっていう意味でもあるしさ 、」
東条「 … あいつ 、本当は
体悪くて辞めるんじゃないかな 」
『 … 大丈夫 、きっと 、』
明智「 … のぶおなら大丈夫だよ 」
若林「 … うん 、僕もそんな気がする 、!」
明智「 てかのぶおならさ 、人間みんないつか
死ぬわよ!とか言って死にそうじゃね?」
『 うわ 、秀一も意外とのぶTの
真似上手いなクソ 、ライバルかよ 』
明智「 ふっ 、俺の勝ちはもう確定だからな 」
若林「 いや2人ともなんの勝負してんの?笑 」
秀一にだけは絶対負けないから!!!ふんっ!←
なんて思いながらあんぱんを口に放り込んだ 。
そうです今日寝坊したからお昼作り忘れたの 。
秀一もテキトーに購買で買ったカレー食ってる ( )
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。