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次の日も特になんもなく過ごして 、
… あ 、そうそう実は
今日からまた明智の家なんですよね 。
親には誤解されたままだし 、
かといってそのままずっと正義の家で
お世話になるわけにも行かないから … 。
東条「 俺は別に全然いいんだけど 」
『 ははは 、、、』
明智「 これこっち?」
『 あ 、それはそっち 』
学校帰りに 、なぜか明智も一緒に
荷物整理手伝ってもらってます 。
まあ言うてあまりないから
スーツケースとバックぐらいで収まるんだけど 。
『 よし … それじゃあ 、
お世話になりました!』
東条母「 また泊まりに
でも来てちょうだいね!」
『 はい!ぜひ!』
東条「 … ちゃんとケリつけねーと奪うからな 」
明智「 うっせぇバーカ 」
東条「 んなっ?!バカはお前だバカ!」
『 はいはい言い合いになるから 笑
じゃあね!また明日も学校で!』
明智「 じゃ 」
東条「 … おう!またな!」
色々話をしながらあの懐かしい
アパートまでの道のりを歩いてく 。
文化祭もうすぐだね〜何やるんだろうね〜 とか
テレビの話とかどーのこーの 。
そしたらいつのまにかアパートについてて 、
階段を上っていくと前にいた明智が止まった 。
後ろから覗くと … 明智のお父さんが座ってた 。
明智父「 よう 、おかえり 。
ついでに嬢ちゃんも 」
明智「 … 」
『 … 鼻 、大丈夫ですか 、?』
明智父「 ああ 、なんともない 。
そうそうあのバイト 、辞めるって言ってきた 」
明智「 … !」
明智父「 これ 、給料の日割り 。
… 100億の前借りしとくわ 」
明智「 … おいっ 、ちょっと待てよ 、!」
『 … 』
明智父「 ああ"ん?」
明智「 これ … 」
明智父「 … 捨てといて?」
明智「 ……… めんどくせっ 笑 」
『 … 何ニヤニヤしてんのよ 笑笑 』
明智「 はっ 、?!してねーし 、!!」
『 バリバリしてます〜 』
かわいいな明智〜〜〜 なんてからかいながら
先に階段を登ろうとすると足を滑らせて
そのままダダダンッ!!!!!と
転げ落ちてしまった 。いった … くない 、?
え 、、、、、、、、????
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!