第12話

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2023/01/05 18:00
~ 星化side ~

あなたちゃんを 捕まえる方法 は案外早く見つかった 。

星化 「あの, すみません 。」

店員 「どうされましたか ? 」

星化 「あなたちゃんに, バイト終わったら連絡して と伝えといてくれませんか ? 」

店員 「…えっと…? どちら様でしょうか…?」

星化 「あぁ…笑 あなたの 彼氏 です 。笑」

星化 「この紙に 詳しいこと連絡先は書いてあるので, あなたにあげてください 笑 」

店員 「かしこまりました 。 では, 先輩に伝えておきます 。」



あの店員も馬鹿だな…笑

連絡先交換してるんだから紙じゃなくて直接連絡しろよなんて思わないのか? 笑


そして あなたちゃん, 今夜 待っててね 。

店員 「先輩! 先輩の彼氏さんかっこよくないですか ?!」

店員「なんでもっと早く教えてくれなかったんですか~ !!」

店員「これ, あの彼氏さんからです ! ♡」


ちょっとまって… 彼氏…? 私, 彼氏いないよ?

いつの間にか 誰か知らない人が 私の彼氏ズラ をしている 。

私は怖くなって 周りを見渡した 。

誰もあんなことするようには見えない…

一体誰が どんな目的で 私の彼氏 を 装っているのか 。


店員 「あなたさんごめん! 今手空いてないから, 代わりに お会計 してくれない ? 💦」

私は困惑しながらも レジへ向かった 。

星化 「あ, 笑 あなたちゃん 今夜待ってるね 。笑」

星化 「あの連絡先 追加してね ? ♡」

私の謎は一気に解けた 。

あなた「…もしかして,,, 彼氏って…?」

星化 「あぁ 笑 僕だよ ? 」

星化 「まぁとりあえず, 連絡先追加 しといて 。 笑」

星化「もちろん僕のペンだし, 推しと連絡先交換出来るの 嬉しいに決まってるよね ? 笑」

星化 「じゃあ, また後でね あなた 。 笑」


そう言い ソンファおっぱ は店を後にした 。

ソンファおっぱが なんであんなこと …

とにかく私は信じられなかった 。

どこか 圧 がある 表情 , 少し怖かったな …


正直 連絡先 も追加するか迷ったが 何か 嫌な予感 がしたので追加した 。
この選択は 正しかったのかもしれない 。

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