第9話

8 最終話
88
2020/04/15 10:17
レイラ
レイラ
セイラ、セイラありがとう。
初めてわたしに、助けを求めてくれたわね
謎のサングラスの男
無駄だ。あちらの二人はこっちにはこれない
レイラ
レイラ
それは、どうかしら
セイラ
セイラ
レイラ?
あの力は・・・

レイラさんは、現れた。剛と共に・・・
堂本剛
えっ?ここ・・・・
謎のサングラスの男
なんだと?
セイラ
セイラ
レイラ?レイラダメよ!その力を使ったら・・・・
レイラ
レイラ
いいのよ、セイラ?あなたを助けるために使おうと思っていたの。
セイラ
セイラ
でも!!
その力は、あのとき、父さんと母さんが使っていた力と同じ・・・
レイラ
レイラ
セイラ、一緒に帰りましょう
レイラさんは、セイラさんに、手をさしのべた。
セイラ
セイラ
レイラ・・・・
わたしは、こんなにも支えられていたなんて・・・・
謎のサングラスの男
フフフ、こいつら人間は、ここにいれば死ぬぞ?
堂本剛
光一!光一!しっかりするんや
堂本光一
剛?剛の声がする・・・・
堂本剛
良かった・・・
生きてた・・・
堂本光一
なんで、ここにこれたんや・・・いや、来たんや・・・
ってか、なんで泣いてるんや・・・・
ここにきたら、お前まで命落とすで?
(今言うてたやん。死ぬって)
堂本剛
・・・・・
堂本光一
俺、お前を殺そうとしたんやろ?
堂本剛
あほ!お前は俺を残して死ぬ気やったんか?
お前は、そんな根性ないくせに
俺、(剛)は、光一のことを、抱き締めた。


※みなさんにお見せできなくて残念ですが、お二人は抱き合ってます。
ほんとに、残念(作者)
うるさいわ(KinKi Kids)
すいません(作者)
堂本剛
お前が、死んだら誰が代わりをするねん!
俺の相方はお前しかおらへんわ!
堂本光一
剛、すまんな・・・
俺も今、同じことをおもとったわ
抱き締め返す光一さん
堂本光一
俺の相方は、お前しかおらへんわ。
一生譲れやん
俺たち二人の不安定やった気持ちは、いつの間にかひとつになっていた。
レイラ
レイラ
あなたたちを、追放します
謎のサングラスの男
未熟なお前たちにそんなこと出来るのか?
セイラ
セイラ
レイラ・・・
レイラ
レイラ
セイラ・・・・あなたはもう、大丈夫・・・・
なんだか、苦しそうなレイラさん
セイラ
セイラ
レイラ、わたし・・・
セイラさんは、レイラさんに何かを伝えようとしたら、レイラさんの体がぐらついた。
セイラ
セイラ
レイラ!!
光一&剛
レイラさん!!
レイラ
レイラ
ハァハァ
力の使いすぎだった
セイラ
セイラ
レイラ!レイラ!しっかりして・・・・
セイラさんは、レイラさんの手を握りしめた。
レイラ
レイラ
セイラ、ここからはあなたが自分の力を、コントロールするのよ・・・
大丈夫・・ハァハァ戻せる・・・
今のあなたなら必ず戻せる・・・・
セイラ
セイラ
レイラ~やだよわたし一人じゃ・・・
レイラ&セイラの両親
セイラ!おまえは、一人じゃない!
゛生きろ゛
セイラ
セイラ
この声は・・・
父さんと母さん?
レイラ
レイラ
・・・・
わたし、逃げてた・・・
自分の力をコントロールすることから逃げてた・・・過去にいけばその力がコントロールできるようになるって思ってた。

レイラ&セイラの両親
セイラ、お前には歌がある。その歌と共に生きろ!
お前を支えてくれた青年二人に・・・
そして、いつもお前の力を守っていた姉のレイラにも感謝するんだ。
そして、何よりも信じるんだ・・・
セイラ
セイラ
・・・・ありがとう・・・父さん、母さん・・・
そして、レイラ・・・
剛、光一・・・・
謎のサングラスの男
なに?
今までと違う雰囲気を感じる・・・

セイラ
セイラ
いっくわよ
レイラ&セイラの両親
信じていれば、きっと、大丈夫だ。
セイラさんは、俺たちを、信じる心で、組織を追放したんや・・・・
光一&剛
・・・・・・・
もとの世界に帰れた俺たちは・・・・
堂本剛
・・・・・・
堂本光一
・・・・・
まだ、目覚めないレイラさんから、離れないセイラさんを、見つめていた・・・
堂本剛
・・・・光一、エエんか?レイラさんに気持ちを伝えるんやろ?
堂本光一
剛こそ、セイラが好きなんやろ?
光一&剛
( ´Д`)~(  -。-) =3どっちがどっちを好きなんかわからへんわぁ~
※二人は、同じ気持ちで、ため息をついていることに気づいていません(笑)
堂本剛
よっし、俺は外の空気でも吸うてくるわ。
堂本光一
えっ?剛、いっちゃうんか?
レイラさんが、こちらに来たからや・・・
セイラ
セイラ
光一?
あれ?剛は?
堂本光一
あっ、外の空気吸うてくるってさ。あいつ、頭おかしいや?なに考えとるんやろな・・・・
セイラ
セイラ
・・・お姫様は、王子様のキスで目覚めないとね。
堂本光一
えっ?王子?
セイラさんは、光一を、部屋に押しやると・・・ニコッと笑い・・・
セイラ
セイラ
邪魔者は、退散~
堂本光一
ちょっと待てや
キスなんて、そう簡単にはできへんわ!
セイラ
セイラ
何言ってるのよ!好きなくせに。あんなにデレデレしてたくせに。
わたしは、剛と話がしたいから
じゃあね
そう言った、セイラさんの腕をつかむ光一を、見た。
堂本光一
だから待てって
堂本剛
・・・・・
なぜか、光一が、セイラさんを追いかけている。
堂本光一
待てや、セイラ!
セイラ
セイラ
やだっ
まさか、セイラさんが、自分のところへ行こうとしてくれてるとは思ってもいなくて・・゛
堂本剛
なんや、あの二人怪しいやん
俺は、あのときとは違う感情が生まれてたんや
セイラ
セイラ
ちょっと!なんでついてくるのよ!せっかく二人きりにしてあげようとしているのに!
堂本光一
だから、レイラさんのことは・・・
光一も、どうやら、違う感情が、生まれとるみたいや
セイラ
セイラ
なんでそばにいてやらないのよ!好きなくせに!!
堂本光一
だーかーらー
セイラ
セイラ
早く行きなさいよね
そっぽを向いて行こうとするセイラさんに、
堂本光一
お前のせいや!
そう叫ぶ光一。
セイラ
セイラ
な、なによ。何がわたしのせいだって言うのよ
堂本光一
お前が俺の前で泣いたから・・・・
あのときのお前のその顔が頭から離れてくれやんのや・・・・
光一は、セイラさんのことを抱き締めていた。
そうか。光一は、セイラさんに、いつの間にか惹かれていたんやな
↑見ていたのか

そういう俺も・・・・
レイラ
レイラ
・・・😭😭
あのとき、レイラさんを、泣かせてしもた。
いや、たぶんあんな顔をさせていたんは俺自身なんやろな・・・

あの時からなぜか俺のなかではレイラさんの存在が大きくなっていた。

さっき、光一と、セイラさんを見て、安心できたから・・・・

堂本剛
🎵🎵🎵🎶🎶🎶🎵🎶🎶
おれは、鼻唄を歌った
レイラ
レイラ
・・・・・?
堂本剛
レイラさん?気がついた?
良かった・・・
レイラ
レイラ
剛さん?どうして?
堂本剛
えっ?
レイラ
レイラ
どうしたんですか?
今日は、セイラと一緒にいるんじゃ・・・・
堂本剛
セイラさんなら、光一と一緒におるで?
レイラ
レイラ
えっ?どうして?剛さんは、セイラのことが・・・
堂本剛
よく考えたらな、レイラさんは、俺の歌を最初に聞いてくれた人やもんな。
覚えとるか?
さっきの曲はな、レイラさんと初めて会ったときに、俺が即興で作った歌やで?
レイラ
レイラ
・・・・・
堂本剛
今、俺は、レイラさんと一緒にいたいって
そう思ったからさっきの曲も歌えたんや
一緒にいてくれるか?
レイラ
レイラ
わたしで、いいんですか?
堂本剛
ええよ・・・
レイラ
レイラ
ありがとうございます
こうして、レイラさんと、セイラさんは、仲直りをした。
堂本剛
ほんま、不思議な体験したわ
堂本光一
そうやな。2度とないわ。
っつーか、2度とごめんやけどな
堂本剛
とにかく二人が仲直りして良かったわ
堂本光一
俺とは仲直りしてへんって言うんか?
堂本剛
んなわけないやろ?
(どこがしてへんのや。あんなに抱き締めておいて)
堂本光一
だよなぁ~
剛は、俺に、気があるもんなぁー
堂本剛
えっ?
堂本光一
(否定しやんのかよっ)
堂本剛
・・・・(どうしようかな~)
セイラ
セイラ
レイラ・・・もう体は大丈夫?
レイラ
レイラ
えぇ、大丈夫よ
セイラ
セイラ
わたしのためにごめんね・・・・
レイラ
レイラ
何をいってるの?あなたが無事で、本当に良かったわ
セイラ
セイラ
レイラも、生きてて良かった・・・
これで、元の世界に戻れるよね?
レイラ
レイラ
・・・・もちろんよ・・・
でも・・・あの二人と・・・別れなきゃいけないわね・・・
セイラ
セイラ
・・・・・・・
そう、別れなきゃならないんや。俺たちは・・・
セイラ
セイラ
そうよね。私たちは、もともとこの世界の人間じゃないし
レイラ
レイラ
二人にはすごく助けられたしね。そう言えば、セイラは、伝えたの?光一さんに・・
セイラ
セイラ
うん!
レイラこそ、剛とうまくいったの?
レイラ
レイラ
うふふ。内緒
セイラ
セイラ
何それ、すごく気になる
二人は笑いあっていた
堂本光一
あのさ、何笑ってんの?
セイラ
セイラ
女同士の会話よ❤️秘密なんだから
堂本光一
うわっ、ますます気になるやろ
堂本剛
光一、諦めろ。こういうときは、女の勝ちや
堂本光一
剛!おまえは、いつもわかっとるフリしてずるい!
堂本剛
別にわかっとる訳やないけど・・・なんとなくやわ
堂本光一
なんやそれ。余計ムカつく
セイラ
セイラ
相変わらずだよね、二人は
レイラ
レイラ
でも、二人にはこのままでいてほしいわ。きっと、ファンのみなさんは二人のこういうところが好きなのよ
光一&剛
へっ?俺らこんなんでええんか?
声、揃ってますやん。
セイラ
セイラ
(笑)確かに、二人にはずっと、その関係を続けてほしいわ
堂本剛
まぁ、しゃあないな。苗字も一緒やし・・・なんかあったらニセ兄弟として、生きてく手もあるで?
レイラ
レイラ
ふふ、それは、いいわね
堂本光一
よっしゃ!この際゛ニセ堂本兄弟゛っていう、裏番組でも、作るか
↑もう、やけくそ?
堂本光一
なっ❤️剛
笑顔で、振り向く光一・・・
けど、俺は・・・
堂本剛
・・・・・
堂本光一
な、なんか言うてくれや
堂本剛
まぁ、エエか。スベるのはお前やし。一石二鳥や!その話乗った!
堂本光一
えっ?
堂本剛
ニコニコ
堂本光一
な、なんかうれしいような、悲しいような・・・
はめられたような・・・・

複雑や😓😭
そして、別れの時が来た。
セイラ
セイラ
ありがとう。二人に出会えて良かった
レイラ
レイラ
ありがとうございます。
堂本光一
俺たちも、会えて良かった。
堂本剛
二人とも、元気でな
セイラ
セイラ
きっといつか、未来で会えるよね?
堂本剛
うん、会えるよ、きっと・・・
堂本光一
じゃなくて、゛会おう゛やろ?
堂本剛
・・・・・・
レイラ&セイラ
さようなら
光一&剛
さようなら
゛さようなら゛
俺たち・・いや、俺と剛が、゛恋した時間゛
きっと二人に会える未来は、すぐそばにあるはずだ。



おわり

プリ小説オーディオドラマ