一方で・・・・
ズルズル
↑なぜか、一人ラーメン中の剛さん。
いや、日本語通じとるんやから・・・・
俺はいたたまれなくなり
やけくそや
自分でも信じられやん
気前よく二人ぶんのお金をおいた
彼女に、お礼を言わせて
いや、してるって
店を出てしばらく前を歩いていると、
どうせ忘れて・・・
←自分が姉ちゃんと、言ってるので思わず姉ちゃんと言ってしまうつよしさん。
俺は、電話を出した。
連絡しようと思って・・・
だけど、彼女の様子がおかしい・・・
報告しやな・・・
彼女は、消えてしもた。
まるで、姉さんには会いたくないと言う口ぶりだった。
自分の姉さんのことを、話したらすごく顔が変わった・・・・
なんだか、嫌な予感がしたんや・・・・
なにか事件に俺らは、巻き込まれてるんやないかって・・・・・
なんだか、そんな予感がしたんや・・・・・
結局次の日になってしもた。
俺には見当がつかない
彼女は、きっと、あそこにくる・・・・
聞かずに行ってしもた
(光一の心のなか)
俺は、ただ、レイラさんの笑顔が見たいだけや・・・・
初めてなんや・・・こんな気持ち・・・・
レイラさんは、なにか集中しているみたいや・・・・
じっと座って彼女の気配を、探しているみたいや・・・
なんとなくそんな気がした・・・・
でも、スタッフとうまく打ち解けとるんやろうか?
俺は、隣に座り、思わず、鼻唄を歌ってしもた
そして
俺(光一)は、会って3日も経っていないのに・・・
レイラさんは、剛のことが好きと勝手に思い込んでいたんや。
あんなに楽しそうだから、剛もレイラさんを?
その時の俺は、剛に嫉妬していたんや・・・・
剛の密かな想いを知らず・・・
俺(光一)の密かな思いも言えず・・・・
俺たち3人は、1週間必死でセイラさんの行方を追っていた・・・・・
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。