黒尾side
「え、なんで俺の名前……」
🚺「アッ…鉄朗くんのこと見かけたことあるからぁ♡」
んー、ど、どーしよう
このままにしとくのも人間として悪いか…
「…肩つかまって」
🚺「お姫様抱っこはぁ~?♡」
「俺の彼女限定なんですよ」
🚺「チッわかったぁ♡」
到 着
手 当 完 了
「ほら、帰りな…さすがに大丈夫でしょ」
怪我といってもちょこっとのすり傷だけ触ってみたが痛そうにはしてなかったから打撲、骨折の可能なし
だ
か
ら
はやく帰ってくれ~
…
なんで?…あなた…………このッ離せッ!!!
ク〇女!力強いんだよッ!
「ちょ、離して!」
🚺「……鉄朗くんまたくるね?(まぁ、関係にヒビ入れることができたからいいわ)」
「二度と来んじゃねぇ」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!