タイムアウト終わり、初っ端飛雄君のサーブ。
物凄い音と共に、飛雄君のサーブが放たれた。
治兄ちゃんも反応はしたけど、床に落ちてまった。
どっちの学校も、応援団のテンションがエグいなぁ。
飛雄君のサーブを、今度は銀島さんが取れた。
そのまま繋いで、アランさんまで上げられる。
ブロック3枚を意識しすぎたんか、スパイクはアウトになった。
イヤ〜なアウトやん。
飛雄君のサーブも4回目に来たし。
1本で返さないといけないサーブとか、マジ何なん?
サーブからの、直結セットアップ。
話には聞いてたけど、こんなに早いもんなんかぁ...。
侑兄ちゃんがレシーブして、治兄ちゃんもアランさんにトス上げる。
それがちゃんと決まって、また流れが戻ってきた。
そんな実況しとる間に、治兄ちゃんがサーブしに出る。
ホント元気すぎるやろ、侑兄ちゃん。
治兄ちゃん、サーブ飛ばし過ぎや。
烏野のマネちゃんが悲鳴上げてたで。
侑兄ちゃんもやるやん、たまに。
ただでさえ、イヤな波に乗り始めたかもしれんのに。
喧嘩しとる場合やないやろ。
銀島さんのスパイクを止めようと必死に飛んだ烏野のブロックに、タッチネットがあった。
いくら点差が開いてるとはいえ、さすがにビビる。
みんな、北さんを警戒しとる。
でも、北さん本人は“凌ぎ役“としか思っとらん。
勝負は、どーやって転がるんやろうな?
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♡と☆お願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。