お昼休み .


　　　話したくなかったけど

　　　どうにもムズムズしてしまって

　　　流れに身を任せ言ってしまいました .

　　　"　ハニは年下に警戒しすぎなの　"


　　　と , シュアから注意を受けるジョンハン .



　　　確かに年下だから

　　　若気の至りやらなんやらで

　　　私を弄んでいるのでは … !?


　　　なんて思うこともごく稀にあるけれど ,

　　　失礼ながら正直 ,

　　　ウォヌくんがそんな器用なこと

　　　するとは思えなくて …

　　　何を今更 … はぁ …



　　　それにしても

　　　大人の階段昇ってる , と

　　　改めて言われると余計に

　　　歳をとっている感じがしてくる ....

　　　せめてご飯作れるようになってから

　　　1人で生きると言いなさい ...



　　　遊びに行ったら

　　　ついでに家事やらせてくる奴が

　　　一人で生きていくとか言うなよ , !?

　　　私も実家好きだけど .



　　　それにしても今はウォヌくんが彼氏 …

　　　この2人 … 主にハニには

　　　怪しまれているけれど


　　　私はこの事実が紛れもなく嬉しかった .

　　　気をつけようがない気もするし

　　　ウォヌくんになにもされる感じも無いから

　　　あんま心配してないけど



　　　同僚がこんなに言うなら

　　　気をつけておくか … 一応 .

　　　私のパスタを奪っては

　　　クルクルと巻いて食べ出すジョンハン .



　　　でも仮恋人って言ったって

　　　何したらいいんだろう ... ??

　　　誰から電話がかかっているかも

　　　分からないまま外に出た私は

　　　震える液晶を見つめて驚いた .

　　　まさか電話がかかってくるだなんて

　　　思ってもいなく ,

　　　私は咄嗟に応答ボタンを押して

　　　携帯を耳に当てた .