第5話

4:お友達+α 2
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2019/02/03 14:32
平野side



今、事務所内の自販機の横のソファーに
あなたちゃんが居たから、雑談中です。





『あ!そうだ!聞きたいことがある!!』

朝比奈「うん?何?」

『あなたちゃんってさ、MagicalPopのモデルオーディション受けてたんだっけ?』

朝「うん...そうだけど?」

『あのさ、俺...昨日受かった人達の中で前から知ってた子が居るんだよね。その子とメールとかで繋がってたりしないかなーって思ってさ』

朝「どんな子?」

『インスタなら分かる!!』

朝「見せて?」

『いいよー!このね、椛若菜っていうんだけど...』







あれ...あなたちゃん固まった...




『あなたちゃん?』


朝「...あっ、ごめん。あの...その.....」

『うん?』






朝「.....友人です。」


『.......はぁ?!?!?!』



神宮寺「紫耀うるさい。」

『神宮寺くん帰ってきたの?』

神「うん、一瞬で終わらせてきた(☆∀☆)
んで、何見てるの?インスタ?」

『そーそー』

神「ふつーに可愛い」


はぁ?普通とか言った?( ー̀ н ー́ )ムス⋯



『普通とか言うなよ!俺が唯一フォローしてる人なんだぞ!』

神「ちょ...紫耀....写真とか載せてないよね!?」

『プロフ写真はエルモだし、名前も〈highjump〉って絶対分からないようにしてるし、投稿も何一つしてませーん!』

神「なぜに〈highjump〉...。アカウント、ファンにバレたら大変だからね?」


『うん.....。でさ、この子、可愛くない?椛若菜っていうんだって!』

『へー』

『この子がさ、インスタ始めたことからずっとチェックしてて、カッコイイな、可愛いな、オシャレだなって思ってて...』

神「あ、あなたちゃん、この子昨日居たよね?」




えっ...会った...?


朝「うん!.....友人です...」

神「ん?紫耀どうしたの、固まってる...」



『...あっ.....会ったの!?いいなー!!』

神「いや、すれ違っただけ。」

朝「平野くん...良かったら若菜と.....会う?」



『え??いいの!?』


神「それってさ、職権乱用じゃね?」

『食器乱用?』

神「職・権・乱・用」

朝「(ボソッ)多分そのうち会えると思うけどね...」


『え?なんて言った?』






椛若菜ちゃん...会えたらいいなー!

あっ、あなたちゃんとももっと仲良くなる!

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