第2話

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2019/06/09 10:42
グルッペン
グルッペン
人生は1度切りなんだ。楽しんだ方がいいだろう!
グルッペン
グルッペン
君を縛る首輪なんて、引きちぎってあげよう。
グルッペン
グルッペン
それに、
君とやりたいこと、会わせたい人がたくさんいるんだ。
オスマン
オスマン
お誘いありがとう
でも、

行けへんなぁ
グルッペン
グルッペン
何故だ?
オスマン
オスマン
俺がこの家から出たくないねん
だから他をあたってや
グルッペン
グルッペン
そんなこと言うにしては悲しそうに笑うな
オスマン
オスマン
そんなことないで
この家はどんな本でもあるし、どんな時も快適だし、
グルッペン
グルッペン
1回もその部屋から出たことがないのに?
オスマン
オスマン
なんやと
グルッペン
グルッペン
言いすぎたな、
でも、家から出ると言っても送迎用の車に乗る時ぐらいだろう。
オスマン
オスマン
なんで知ってんねん
グルッペン
グルッペン
観察してたからな。
オスマン
オスマン
警察に突き出してもええか?
グルッペン
グルッペン
もっとはやめに突き出した方がよかったんじゃないか?
オスマン
オスマン
おまっ
グルッペン
グルッペン
今の状況だって不法侵入だろう
オスマン
オスマン
う、、、
グルッペン
グルッペン
優しいんだな
オスマン
オスマン
はぁぁぁぁぁ。
もう嫌や
グルッペン
グルッペン
すまんな
でも、俺は、叶えたい夢がある
その為にも君が必要だし、君といっしょに居たい。
オスマン
オスマン
考えては見る、けどな、
生き方はそう簡単に変えれへんね。
それにあんたが俺を必要としているように
俺のお父さんも俺を必要としてんねん。
グルッペン
グルッペン
そうか、、、
それでは、今日はおいとましようか。
それではな。
オスマン
オスマン
待ってや、
明日もここに来ていいんやで
お茶くらいは用意しとく、、
グルッペン
グルッペン
あぁ!
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