井上瑞稀 side
どーも〜。
井上瑞稀です!何か久しぶりー?
今は、6人での仕事終わりで、俺はマネージャーと
話してたんだけど、他のメンバーはもう帰りましたー!
俺もそろそろ帰ろうかn
うわ、何かめんどくさい予感
みんなそれなりに仕事もあるから、
全員での仕事は遅くなるし、
仕事終わりの今はまぁ、それなりに夜。
こんな時間に渋谷とか、、、って、まさか!?
はあっ!?
危ないだろ。ったく、、
これで俺が走って駅まで行くのは不可避。
急いで駅まで行くと、
伊吹「あっ!瑞稀!!!(手振る」
なんて、呑気にひらひら手振りながら俺の名前呼んでるあいつ。
『ったく、、時間遅いんだから仕事終わったらさっさと帰れよ。』
伊吹「瑞稀なら、心配して走って来てくれると思った!」
『お前、ちょっとは反省しろ?』
伊吹「はにゃ?」←
『俺、帰るぞ。』
伊吹「ちょちょちょ、待って!!」
『で、何のために呼んだの?』
伊吹「こっち!!!」
って、連れてこられたのは、、、
『タワレコ?』
伊吹「そ!」
『なんで?』
伊吹「これ!買おうと思って!」
『初心LOVE?』
伊吹「うん!」
『遅くね?』
伊吹「えーの!今は買えるようになってん!」
『このために俺、呼び出されたの?』
伊吹「おん!ちょっと待ってて!買ってくる!!」
止まる間もなくレジに向かっていくあなた。
伊吹「おまたせ〜!」
『あとは?』
伊吹「もう大丈夫!」
『ん。じゃあ、帰るぞ。ホームまで送ってくから。』
伊吹「うん!!」
あなたの家に帰る電車のホームまで来たけど、、
やっぱ心配だな〜。1人で帰すの。
俺が送っていこkピコンッ
伊吹「あ!ごめん、私や。…あ!こーちゃん!」
そう言って嬉しそうに笑うあなたを見て、
あなたを引き止める程の勇気は俺にはない。
今、この手を伸ばしてしまったら、
きっと俺はあなたの思うメンバーの“瑞稀”
ではいられないから。
伊吹「よっし!瑞稀、帰ろ?」
『は?』
伊吹「私、今日は瑞稀の家に泊まるから!」
『は?(2回目』
伊吹「だって、瑞稀が心配って顔で見てるし!」
『いや、康二くんは?』
伊吹「何言ってんの?こーちゃんは、事務所にあなたの忘れ物あるで〜って連絡くれただけやで?」
『エッ』←
伊吹「さっ!瑞稀ん家行こー!」
『お前、本気で俺ん家泊まんの?』
伊吹「え、そうだけど…ダメ?」
『…はー。(ため息』
伊吹「え、そんなにあかん?」
『いや、もういいよ。ほら、行くぞ。』
伊吹「やったーー!!!!」
こいつを相手に気持ちに蓋をするのは、
拷問だぁぁぁぁぁ!!!!!!(瑞稀、心の叫び)
--------キリトリ線--------
更新遅くなってごめんなさい😭
あ、一応付け足すと、伊吹ちゃんには彼氏いるけど、密かに思いを寄せる人はいるって感じです。
なんかドロドロしちゃった。
伊吹ちゃんは、こーちゃん一筋なんで、ご安心ください!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。