第137話

お嬢からのお呼び出し
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2022/03/28 01:33
井上瑞稀 side




どーも〜。

井上瑞稀です!何か久しぶりー?

今は、6人での仕事終わりで、俺はマネージャーと

話してたんだけど、他のメンバーはもう帰りましたー!


俺もそろそろ帰ろうかn
伊吹でっす!
伊吹でっす!
みーずーきー!
うわ、何かめんどくさい予感
伊吹でっす!
伊吹でっす!
♪ ピーンポーンパーンポーン↑
伊吹でっす!
伊吹でっす!
迷子のお呼び出しでーす
伊吹でっす!
伊吹でっす!
迷子の瑞稀くん!瑞稀くん!
瑞稀
瑞稀
うるさい
伊吹でっす!
伊吹でっす!
あ!やっと既読ついた!
瑞稀
瑞稀
で、何?
伊吹でっす!
伊吹でっす!
瑞稀まだ事務所?
瑞稀
瑞稀
今帰るとこだけど
伊吹でっす!
伊吹でっす!
じゃあ、渋谷駅来て!
瑞稀
瑞稀
は、今から?
伊吹でっす!
伊吹でっす!
おん!今すぐ!!!
伊吹でっす!
伊吹でっす!
急いで!!
みんなそれなりに仕事もあるから、

全員での仕事は遅くなるし、

仕事終わりの今はまぁ、それなりに夜。

こんな時間に渋谷とか、、、って、まさか!?
瑞稀
瑞稀
お前まさか今渋谷駅にいる?
伊吹でっす!
伊吹でっす!
そのまさかやけど
はあっ!?

危ないだろ。ったく、、

これで俺が走って駅まで行くのは不可避。 

急いで駅まで行くと、


伊吹「あっ!瑞稀!!!(手振る」


なんて、呑気にひらひら手振りながら俺の名前呼んでるあいつ。


『ったく、、時間遅いんだから仕事終わったらさっさと帰れよ。』


伊吹「瑞稀なら、心配して走って来てくれると思った!」


『お前、ちょっとは反省しろ?』


伊吹「はにゃ?」←


『俺、帰るぞ。』


伊吹「ちょちょちょ、待って!!」


『で、何のために呼んだの?』


伊吹「こっち!!!」



って、連れてこられたのは、、、


『タワレコ?』


伊吹「そ!」


『なんで?』


伊吹「これ!買おうと思って!」


『初心LOVE?』


伊吹「うん!」


『遅くね?』


伊吹「えーの!今は買えるようになってん!」


『このために俺、呼び出されたの?』


伊吹「おん!ちょっと待ってて!買ってくる!!」


止まる間もなくレジに向かっていくあなた。































伊吹「おまたせ〜!」


『あとは?』


伊吹「もう大丈夫!」


『ん。じゃあ、帰るぞ。ホームまで送ってくから。』


伊吹「うん!!」



あなたの家に帰る電車のホームまで来たけど、、

やっぱ心配だな〜。1人で帰すの。

俺が送っていこkピコンッ



伊吹「あ!ごめん、私や。…あ!こーちゃん!」


そう言って嬉しそうに笑うあなたを見て、

あなたを引き止める程の勇気は俺にはない。

今、この手を伸ばしてしまったら、

きっと俺はあなたの思うメンバーの“瑞稀”

ではいられないから。






伊吹「よっし!瑞稀、帰ろ?」


『は?』


伊吹「私、今日は瑞稀の家に泊まるから!」


『は?(2回目』


伊吹「だって、瑞稀が心配って顔で見てるし!」


『いや、康二くんは?』


伊吹「何言ってんの?こーちゃんは、事務所にあなたの忘れ物あるで〜って連絡くれただけやで?」


『エッ』←


伊吹「さっ!瑞稀ん家行こー!」


『お前、本気で俺ん家泊まんの?』


伊吹「え、そうだけど…ダメ?」


『…はー。(ため息』


伊吹「え、そんなにあかん?」


『いや、もういいよ。ほら、行くぞ。』


伊吹「やったーー!!!!」







こいつを相手に気持ちに蓋をするのは、

拷問だぁぁぁぁぁ!!!!!!(瑞稀、心の叫び)







--------キリトリ線--------
更新遅くなってごめんなさい😭

あ、一応付け足すと、伊吹ちゃんには彼氏いるけど、密かに思いを寄せる人はいるって感じです。

なんかドロドロしちゃった。

伊吹ちゃんは、こーちゃん一筋なんで、ご安心ください!!

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