第141話

伊吹's history
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2022/05/18 00:39
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そうして、田中と共に歩み始めた伊吹。

そんな伊吹と田中の生活に変化が訪れるのは突然のことだった。

それは、伊吹の5歳の誕生日も近づいてきた3月下旬だった。


ジャニー「やぁ。元気でやっているかい?」


田中「社長!お久しぶりです!」


ジャニー「久しぶりだね。」


伊吹「おじいちゃん!!(走る」


ジャニー「元気そうで安心したよ。」


田中「今日はどうされたんですか?」


ジャニー「もうすぐ、誕生日だろう。」


伊吹「うん!」


ジャニー「その前に話しておきたいことがあってな。」


伊吹「どうしたの?」


ジャニー「You、ジャニーズにならないか?」


田中「えっ?」


伊吹「私が…?」


ジャニー「そうだ。Youならこの事務所に新しい風を吹かすことができる。どうだ?Youも“嵐”のように輝かないか?」


伊吹「嵐…みたいに…」


田中「…」


ジャニー「まぁ、You次第だ。厳しい世界だから、無理にやらせるつもりはない。」


伊吹「…やる。」


ジャニー「ほう。」


田中「…」


ジャニー「オーディションは4月だ。楽しみにしているよ。」


伊吹「うん。」


ジャニー「田中くん。」


田中「はい!」


ジャニー「少しいいかね、」


田中「はい、なんでしょうか。」


ジャニー「あの子は、オーディションでどんな結果を残そうと受かる。(」


田中「えっ?」


ジャニー「だから、あの子が入所したら、君にマネージャーを頼みたい。」


田中「それは…」


ジャニー「アイドル、伊吹あなたのマネージャーだ。」


田中「…分かりました。」







こうして、オーディションを受けることになった伊吹。


そして、4月某日オーディション会場で、“同期”と

出会いを果たすのだ。

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