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第27話

貴方じゃないとダメなのに。
《あなたside》
あなた

ただいま…

外食してきたため帰りが遅くなってしまった。


既に夜の10:00だった。

3人を起こさないように静かにリビングへ向かう。
そらちぃ
そらちぃ
…おかえり
リビングにはそらだけが残っていた。
あなた

ただいま

あなた

そらこんな時間まで起きててどうしたの?



珍しくそらが夜遅くまでリビングにいた。


そらの顔はどこか寂しげで、


今までの元気さとは全くの別物だった。
あなた

どうしたの…?

そらの隣に座り 顔を覗き込む。


離れて見てたから気づかなかったけど、


そらの目腫れてる…
あなた

…そら、無理しなくていいんだよ。

そらちぃ
そらちぃ
そらは俯いたまま何も喋らない。


それでも私は続ける。
あなた

ねえ、そら。ずっと無理してたんじゃない?
私たちに心配かけないように明るく振舞ってさ。

あなた

『リーダー』っていうプレッシャーがあったんだよね
そらはずっとそんな荷物を背負ってたんじゃない?
リーダーだから泣いちゃダメ。って…

あなた

でもさ、時にはそらも人に頼らないとダメだよね。

あなた

助けを求めれば私たちだってちゃんと手を差し伸べるから。
助けるから。

そらちぃ
そらちぃ
…ごめん。
そう言ってそらはまた泣いてしまった。
あなた

好きなだけ泣いていいよ。
今まで気づかなくてごめんね…

私は泣いているそらを抱きしめて背中をさすることしか出来なかった。


私たちにとって大きな存在がいなくなってから既に3週間。




アバのメンバーは少しずつ前に進み始めています。




















続く 。

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れんれん🐰︎︎☁︎︎*.
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まだ不意に 寂しくなってしまう 。 貴方が居ない世界は全て 灰色に見えるの 。
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