ジンの作ってくれた料理はごま油がきいててとても美味しかった
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〜お風呂〜
お風呂から上がり寝巻きに着替えて髪の毛を乾かす
フワッ
髪の毛からジミンと同じ匂いがする
なにか不思議な感じがして、同じ匂いというだけでも嬉しかった
そこから最善を尽くしなるべく可愛く見えるようにセットし、リビングへ向かった
ガチャ
何故か私を見て皆が固まる
結局リビングで皆で寝ることになり、協力しながら敷布団を敷いていく
マンネラインはもはや修学旅行気分だ
もうユンギは早速眠りについていた
あなたは何となく適当な場所に座った
思った通りあなたが座るとメンバーも自分の寝たい場所に座り始めた
ヒョンラインに助けを求めようとするももう寝てしまっていた。
もしかして、なんて淡い期待もすぐに崩れ去った。
少し泣きそうになりながらもギリギリ堪えてなんとか声を絞り出す。
照れくさそうに笑うジミンを見て強く胸が締め付けられた。
最初から分かっていた。
この恋が叶わないことくらい。
お似合いだなんて言いたくなかった。
ジミンは最初から私を見ていなかった。
そんなこと認めたくなくて、あの子のところに行って欲しくなくて。でも、、
"私の好きな人には好きな人がいた"
この事実は変わらない。
私はそっと布団の中で涙を流した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!