第20話

第19話
269
2019/01/26 09:38
楽屋に戻ると皆待っていたらしく帰る準備も終わっていた
ジン
ジン
あれ、一緒に戻ってきたんだ
あなた
あなた
うん、そこでバッタリ会って
グク
グク
ヌナおそーい
あなた
あなた
ごめんごめん
ふとテヒョンの方を見ると一見普通の表情に見えるが私には不安そうな表情に見えた
あなた
あなた
私は心配そうにテヒョンを見つめているとテヒョンが視線に気づいたようで
テヒョン
テヒョン
…😌
少し笑顔を作った
あなた
あなた
(無理、してる)
あなた
あなた
(やっぱ不安だよね。)
なんて思いつつ帰る支度をした





帰りの準備も終わりBTSを車で送る



いつもテヒョンとジミンを中心に騒がしい帰りの車はとても静かだった







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テヒョンside
ジミンが告白をしに行くと楽屋を出てから数分



不安で仕方ない


それが表に出ていたのだろうか


気づいたら隣にユンギヒョンがいた
テヒョン
テヒョン
ユンギヒョン…?
ユンギ
ユンギ
大丈夫だ。
テヒョン
テヒョン
っ…はい。
ユンギヒョンの"大丈夫だ"その一言でなぜか大丈夫な気がしてきた。
テヒョン
テヒョン
(ほんとヒョンは凄い。)
ジミンが帰ってくる間、ユンギヒョンはずっと隣にいてくれた








ガチャ


楽屋の扉が開きジミンとヌナが帰ってきた



僕はまた不安にかられ俯く



しかし視線を感じ顔を上げる



その視線はヌナのものだった



ヌナは心配そうに僕を見つめる



でも大丈夫、そう伝えるため笑顔をみせた
テヒョン
テヒョン
(僕今、上手く笑えてるかな。)





帰りはヌナに送ってもらっている




いつもは騒がしい帰りの車はとても静かだった


原因は僕とジミンだ
テヒョン
テヒョン
(ヒョン達に気をつかわせちゃってるな)



僕は申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら目を閉じた






















'
???
ョン…
???
ヒョン…
???
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ん、
ユンギ
ユンギ
やっと起きたか、着いたぞ
テヒョン
テヒョン
僕寝てたんだ
あなた
あなた
うん、起こすの可哀想だったけど風邪引いちゃうから起こしてもらった
どうやら僕は目を閉じてそのまま寝てしまったらしい
テヒョン
テヒョン
ごめんね
あなた
あなた
いいのいいの、ゆっくり休みな😊



ヌナとバイバイして皆より遅れてゆんぎヒョンと家に入る



するとジミンが玄関で待っていた
ジミン
ジミン
テヒョナ…
テヒョン
テヒョン
ジミナ…
僕が勇気を出せずその場に立ち尽くしていると
ユンギ
ユンギ
行ってこい


ユンギヒョンはそう言って僕の背中を押した
テヒョン
テヒョン
うん
テヒョン
テヒョン
ありがとうございますユンギヒョン。
ユンギ
ユンギ
ん、
ユンギヒョンはそう短く返事するとその場を去った
テヒョン
テヒョン
(ユンギヒョンはどこまでかっこいいんだ。)
ジミン
ジミン
部屋行こっか
テヒョン
テヒョン
うん



ユンギヒョンに感謝し僕はジミンと部屋に向かった


































ユンギがかっこよすぎる件について。(作者)

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