壱馬side
壱馬side
俺はあなたを探した
樹だ、
樹の隣には黒髪セミロングの女の子
絶対あなただ
振り向くあなたと樹
俺だけだろうか、、
こんなにもあなたが幸せそうにしてるように
見えるのは
俺はあなたの腕を持って走り出した
辿り着いたのは
4階東側校舎だ
この学校で1番人通りが少ない所だ
「いつもよりちょっと変だよ?
いつも可笑しいけど、へへへ」
って笑うあなたが愛おしくて、可愛くて、
狂ってしまいそうになるくらい
大好きで、いつでもそばに居たくて
誰にも取られたくなくて、、
って考えてたら
俺の名前を呼んで
可愛く顔を覗き込んでくる
よし!言うんだ俺!
俺よく言った
俺はあなたを抱きしめた
俺にはこの時間が幸せだ
俺絶対あなたを守れる男になるから
もうちょっと、待ってて、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。