第7話

No.7
770
2018/08/15 06:16
-翌日


今日は自分にとってとっても大切な日。


正直に言わなきゃ。


自分の気持ちに嘘をつかないように。
あなた
おはよう
ももね
おはよ!
なんか変だね?
どうしたの?
あなた
いやっ!
全然大丈夫!
そんなわけないのに。


でもこれはすんなりももねに言えることではない。
めっちゃ暑い…
あっあなた、おはよ!
隼だ。


昨日のことお礼言わなきゃ。
あなた
おはよ!
昨日はなんかありがとう!
全然何にもないし大丈夫だからさ!
ほんとに!?
よかった!
ももね
チッ
なんでだy…
ん?


なんか舌打ちみたいなの聞こえたような…


気のせいか。


まって。


亜嵐にいつ言おう。


お昼休みでいいか。
♪キーンコーンカーンコーン
あなた!
今日の放課後空いてる?
あなた
えっ…?
なんで?
いやっ!
ちょっと話したいことがあってさ!
あんまりすぐ終わる話でもないから…
あなた
まだわかんないから帰る時言うね。
-お昼休み


あっという間にお昼だ。


緊張するな…
あなた
あっあっあっ亜嵐!
お昼食べよ!
亜嵐
えっ!?
俺?
あなた
うん…
亜嵐
前の場所で食べよっか!
言えなかったらどうしよう。


自分の気持ちに嘘をつかないように。


これを唱えてればきっと言える。
亜嵐
あなたが俺を誘うって言うことは返事かな?
あなた
あっうっうん…
そうだよ。
亜嵐
まって!
心の準備をさせて笑
あなた
あっ了解笑
亜嵐
よし。いいよ。
あなた
最高な彼女になれるかわかんないし、ずっと亜嵐のこと思えるかもわかんないっていう自信満々な状態ではないけど私も亜嵐が好き。
なのでよろしくお願いします。
亜嵐
えっ…
嘘…嘘…嘘だよ…
あなたが俺と付き合ってくれる…
あなた
なんでそんな驚いてんの笑
自分から言ってきたくせに笑
亜嵐
あなた、ありがとう!
俺あなたのこと絶対幸せにする!
あなた
うん。
ありがとう!
あなた
あっ。
でもね今日隼が話があるって言っててけっこう隼マジな顔だったから話聞いてあげてもいいかな?
亜嵐
うぅん…
ちょっと嫉妬するけど隼は信じてるからいいよ!
話聞いてあげて!
あなた
亜嵐はほんとに優しいね。
亜嵐
あなたもだよ。
ちゃんと言えた。


心のモヤモヤがさっぱり流された感じ。


これでよかったんだよね。


でも隼のことが気になるな。


昨日心配してくれたから今度はうちが助けてあげないと。
ももね
あなた!
亜嵐くんと付き合ってるの!?
情報回るの早すぎ。


まぁ事実だから否定はできないけど。
あなた
えっまぁうん…
ももね
いいじゃん!
めっちゃお似合いだって!
おめでとう!
あなた
あっありがとう…
あなた、ほんと!?
あなた
うん
やっぱりくっつくと思っんだよな!
亜嵐
なになに?
何に盛り上がってんの?
お前らの話だよ!笑
亜嵐
えっもう情報回ってんの?
こんなに早く情報が回った理由。


それはきっとりんかだ笑
あなた
私りんかにこのこと相談したからきっとりんかが言ったんだと思う笑
なんかごめんね
亜嵐
そゆことか笑
大丈夫だよ!
ももね
なんかもうカップル感出てるぞ!
あなたももうほかの男には近ずけないね笑
じゃあ俺とも話せないの!?
亜嵐
お前は俺が信頼してるからいいよ笑
ももね
隼だけk…
あなた
ももね
なんか言った?
ももね
いや!
何も!
こんなにみんなにいろいろ言われるけど全然嫌じゃない。


やっぱり亜嵐がいいんだな。


亜嵐でよかった。

プリ小説オーディオドラマ