第4話

No.4
846
2018/08/17 02:08
-翌日
今日もまたいろいろ起きそう。


まずももねと隼のこと。


2人のためになるといいな。


そして玲於のこと。


喋ってくれるかな。


あんなに自信あったのにこうなると不安。


まぁ1日頑張ろ。
あなた
も、も、ね!
ももね
おはよ!
あなた
ももね今日だね…
ももね
うん。
思ってること全部話してみる。
あなた
うん。
それが1番だよ。
頑張れ!
ももね
ありがとう!
今日は1分前に着けたぁ!
あなたさん!おはよう!
あなた
おはよ!
ももね
隼!
え…えっとあの今日のお昼空いてないかな?
おぉ。
いいよ。
ももね
じゃっ…よろしく!
あなた
(ナイス!)
-お昼
あなた
頑張って!
ももね
うん!ありがとう!
はぁ一緒に食べる人いなくなっちゃったな


あっ佐野くん誘おうかな


今日喋るって決めたんだもん


行ってみよう
あなた
玲於!
亜嵐
あなた、お昼一緒に食べない?
あなた
えっあっうん!
あなた
玲於も一緒に食べたいな?
亜嵐
やだ。
俺2人で食べたい
あなた
そ、そっか!
じゃあ行こ!
玲於は男子の前ではほんとに人気者。


なのになんで亜嵐は嫌なんだろう。
あなた
桜めっちゃ綺麗!
亜嵐
ここ秘密スポットなんだ
あなた
すんごいいいところ!
毎日来ちゃおうかな!
亜嵐
あなたが来るなら俺は毎日ここにいるよ
あなた
…?どゆこと?
亜嵐
まだわかんないの?
あなた
なにが?
亜嵐
あなたは恋に鈍感だなぁ笑
あなた
えっ?
亜嵐
じゃあちゃんと言うね
亜嵐
俺あなたのことが好きだ
あなた
えっ…あっうん
亜嵐
だから俺と付き合ってほしい
亜嵐
あっごめん
いきなり言われたら驚くよね笑
あなた
うん
ごめん…
亜嵐
答えはいつでもいいからさ!
亜嵐
じっくり考えてみて
亜嵐
あっでも今こうゆう関係になったからって今まで通り話したいな
あなた
うん
亜嵐
じゃあお昼食べよ!
あなた
そうだね
私は今動揺を隠せないでいる。


あの亜嵐が


私のことを好きなんて思いもしなかった。


亜嵐は学級委員のパートナーとしてとっても大切な存在。


でも付き合ったらそれが彼氏としてになる。


私は本当にそれを求めているのか。


亜嵐をそんなふうに思うことが出来るのか。


亜嵐は女子からもモテるしほんとにいい奴。


だからこそ決断に迷う。


じっくり考える。


自分に嘘をつかないように。

-お昼後
ももね
あなた!めっちゃ探したよ!
あなた
ももね!
ごめんね!
どうだった?
ももね
ちゃんと白黒付いたよ
ももね
隼は他に好きな人がいるんだって。
正直すんごくショックだった。
でもこれまでのモヤモヤがスッキリしたよ。
振られちゃったけど私は隼を諦めない。
振られたからって私にとっての隼が変わるわけじゃない。
だから絶賛片思いでいく!
ほんとにありがとう!
あなた
そっか…
でもももねのためになれたならよかった!
絶賛片思い頑張って!
隼には好きな人がいるんだ。


ももねはほんとにすごいな。


ほんとに隼が好きなんだ。


ここまで好きでいてくれる人を振るってなかなかだな。


でもこれが隼の答えなんだもんね。


それはちゃんと尊重しよう。

-帰宅時
あなた
ももね!
じゃね!
ももね
うん!
あっ玲於と話せなかった。


少しでも話したかったな。


まだいるかな?


探してみよう。
-5分後
あなた
あっ玲於ぉぉぉ!
あなた
今日は話せなくてごめん…
明日は話す!
絶対に!
玲於
こちらこそごめん。
ありがとう。
あなた
またLINEでいろいろ話そうね!
玲於
うん。
また明日。
あなた
じゃーね!
玲於すんごく顔赤い


ほんとに慣れてないんだな


なんかおもしろい人

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