第18話

Seventeen
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2020/02/18 08:18
次の日から、私は、凛の事を無視した。
凛は机に落書きをされたり、スカートを切られたり、倉庫に閉じ込められたりしていた。
あのか細い手を握って、一緒に戦えたらどれだけいいのだろう。なんどもそう思った。 
凛。
凛と話したい。
凛とまた笑い合いたい。
ねぇ、凛にとって私は、ただの"親友"ってものだったのですか?
私は凛の事が大好きだった。
抱き締めた時のあのぬくもりも、匂いも、全て、大好き"だった"。
あの頃に戻りたい。
凛、始業式の時の、あの自然な笑顔。
あれは、何処に行ったの?
作り笑いはもうやめてよ。

お願いだから、笑って。

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