第26話

IN×FL リクエスト
8,747
2023/03/27 05:29
IN×FL





FL「どーしたの、、イエナ」

IN「、、、べつに」


機嫌が悪そうなのに僕の腕にまとわりついて離そうともしない
何故か今日はずっとイエナがこの調子だ。

FL「ちょっと離して、動きずらい」

IN「いや」

ソファの上だからそんなに大きな動きをすることは無いけれど、テレビゲームを簡単に出来るほどではない

FL「イエナもゲームしたいの?一緒にする?」

IN「べつに、、、したくない」

FL「ふーん。あ、ヒョンジナから電話だ。ちょっとごめんね」

愛想の無い答えが帰ってきたところでヒョンジナから電話がかかってきた

すると

IN「だ、だめっ!」

FL「え、あ、、」

イエナがいきなり僕が持ち上げたスマホを僕の手ごとバシッと振り払ってきた
スマホは手から落ち大きな音を立てて床に落ちた

フィルム、割れてないかな
なんて呑気に考えた

FL「ど、どうしたの急に、」

ビックリしたまま落ちたスマホを拾おうとするとソファへと押し倒された

そしてそのままキスをされる

未だに電話のコールがなったまま、着信音をBGMに角度を変えてキスをしてくる


FL「ふっ、ん、はっ」



口が離れる時にはもうスマホは床で大人しくしていた

IN「なんで、ヒョンジニヒョンにはいっつもいっつも、かまって、僕には構ってくれないの!」

怒ってる表情なのに、どこか目はうるうると悲しそうで、沢山我慢してきたような、切羽詰まった声でそう言われた

FL「へ、ひょんじな?」

IN「っ、他の男の名前なんて出さないで!」

そう言ってイエナは僕のズボンとパンツを脱がしてきた

FL「えっ、ちょ、いえな、、それはっ」

こちらに見向きもせずに着々と準備をしていってる

FL「あっ、あ、いえ、なぁ」

イエナは1度、自分の舌で指を2、3本舐め、唾液を纏って、それを僕の中へと入れてきた

FL「こ、こらっ、なんで、きゅうに、、」

そこでイエナの動きが止まった

IN「急に?急にじゃないでしょ。ヒョンが、、、ヒョンがずっとヒョンジニヒョンとイチャイチャしてるから!なのに、僕のことはずっと放置で、、、」

多少声を荒らげながら、思ってることを全部吐き出すようにイエナは話した




FL「嫉妬、、、したの?」

IN「し、嫉妬、、?」

思っていた反応とは違っていた

あれれ、この子、自分が嫉妬してたなんて微塵も思ってなかったのかな

普段イエナからくっついてくることは少ないはずなのに、今日は一段とべったりだった
不思議には思っていたけど、まさか嫉妬してたなんて
しかもそれが無意識だったなんて

嬉しくて、可愛くて、思わず頬が緩む

IN「なに、笑ってるの、、」

FL「いや、つい可愛くて」

IN「僕は真剣なんだからね。メンバーだって敵だと思ってるんだから!」

FL「僕だって、いえな、誰にも渡したくないな。」

IN「っ!?、、もうっ、からかわないで!」

FL「からかってるわけじゃ、、っあ''っ!?」

忘れていた行為が再び始まろうとしている

FL「ここで、、するの、、?」

IN「問題ある?」

FL「いや、ないけど、んぅっ、」

IN「もうむり、我慢できない」

全てをぶちまけるように激しく動くイエナにそんなになるまで我慢させて申し訳ないと謝る

FL「やっ、いえ、なぁっ、はげしぃぃ、」

FL「あ''っっ、い、ぐ、いくっ」

IN「僕、も。ひょん、中に出していい?」

目にかかるほど伸びた前髪の隙間から僕を見るその目にキュンキュンしてしまい、うん♡と返事をすると同時に中に温かいものが流し込まれた











FL「ごめんね、イエナ。これからは気をつける」

IN「僕もごめんなさい。こんな、いきなり」

FL「僕が大好きなのはイエナだけだから」

IN「ぼ、僕も!ヒョンだけ!」



立てない腰を擦りながらお互い甘い言葉を口にして僕達は眠りについた


















ℯ𝓃𝒹

プリ小説オーディオドラマ