私の彼氏は天使です
って感じで
日頃からバカップルぶりを発揮してますが、←
彼は夜になると周りと少し違います。
そう言って
出した私の手に刃物を突きつけ
少しだけ切る大我。
……大我は小さい時から
大切な人や好きな人の血を
1週間に1回少し飲まないと発作を起こしてしまうらしい……
だから私は来週も1年後も
この先ずっとこうされる覚悟を持って
大我と付き合うことを決めた。
正直痛い…
でも終わった後大我は手当してくれて最後には必ず
“好き”
って言ってくれる。
1週間に1回だから傷もしっかり治るから、
痛くても我慢するんだ
~そして私は今日も
天使の声に癒されて眠りにつきます~
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!