第99話

❁ 21
4,697
2020/12/18 09:01
診察が終わったあと、廊下で待っていたお父さんとお母さんに結果を話そうと部屋を出た。
夢主 父(医師)
部屋で寝とき
話はそこで聞くから
彼女
彼女
ありがとさん
夢主母
それで、どうだったの?
彼女
彼女
信ちゃんから聞いて
北 信介
北 信介
妊娠3ヶ月やそうです
夢主 父(医師)
ほんまか…!?
彼女
彼女
おん、初孫やで
夢主母
嬉しいわねぇ!
北 信介
北 信介
ありがとうございます
不安はありますが…2人で頑張ります
夢主 父(医師)
何かあったらいつでも頼りなさい
彼女
彼女
おん、ありがとさん!
お父さんとお母さんも喜んでくれたし、あとはうちが頑張るだけやな。
お母さんに色々聞いたりして頑張ろう。
夢主 父(医師)
信介くん、あとでちょっといいかい?
北 信介
北 信介
はい、いいですよ
夢主 父(医師)
ほんなら医院長室来てな
北 信介
北 信介
わかりました
夢主母
女子は女子で盛り上がりましょ!
彼女
彼女
そうやね!
信ちゃんがお父さんと一緒に医院長室に行き、私はお母さんと一緒に色んなお話をした。
眠気がやばくてたまに微睡んじゃうけど、赤ちゃんの為なら頑張るからね。
夢主母
お父さんね、あなたが生まれた時ボロ泣きだったのよ
彼女
彼女
そうなん?
夢主母
おん、マジで泣いとった
彼女
彼女
そんときのお父さん見たかったわ
夢主母
あなたたちの子供が生まれた時、見れるわよ
彼女
彼女
楽しみやなぁ
お父さんが泣いとるとこなんて見たことないし、新鮮やから見てみたい。
結婚式の時でさえ、俺は泣かないって涙堪えてたもんね。
それからお母さんと色んな話をして、信ちゃんが帰って来るのを待った。

プリ小説オーディオドラマ