第102話

❁ 24
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2020/12/20 11:15
次の日から、うちは1日の半分以上ベッドの上で過ごすようになった。
眠くて眠くて起きててもぼーっとしちゃうから、ベッドで過ごすことにしたのだ。
信ちゃんはうちの近くにおって、たまに畑行っとるみたいで疲れとるんやないかなって心配や。
北 信介
北 信介
体調どうや?
彼女
彼女
んー、いつもよりスッキリしとるよ
北 信介
北 信介
今日侑たち来るらしいで
彼女
彼女
ほんなら起きとらんとな…
北 信介
北 信介
ええよ、横になっとき
せやけど、おもてなしせんと…
宮 侑
宮 侑
あ、こんにちは!
宮 治
宮 治
こんにちは
彼女
彼女
もう来とったん!?
宮 侑
宮 侑
先輩体調大丈夫ですか?
宮 治
宮 治
妊娠したって聞きましたけど…
彼女
彼女
おん、そうなんよ
まだまだお腹は目立たんけどな
北 信介
北 信介
こいつに似たら絶対可愛ええ子になるやろ
宮 侑
宮 侑
北さん意外とメロメロになるタイプですね
宮 治
宮 治
北さんたちの子なら間違いなく可愛ええですよ
彼女
彼女
ありがとさん
今お茶煎れるでな
そう言ってベッドから出ようとしたら、3人に止められた。
だいぶ体スッキリしてるからお茶煎れるくらいできるんだけどな。
彼女
彼女
少し起きるくらいできるで?
北 信介
北 信介
んじゃあ、ゆっくり起きようか
彼女
彼女
おん…ありがとさん
宮 侑
宮 侑
俺も何か手伝いますよ!?
宮 治
宮 治
ツムは大人しくしとき
いつもと変わらぬ双子のやり取りを聞きながら、みんなで下に行く。
まだ全然つわりとか始まってないから、今のうちにみんなとたくさんお話しよう。
お茶を煎れて、みんなでお話を始めた。

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