ピコンッ
何気なく、携帯を手に取り、
入ってきた連絡を確認する。
相手は、職場の同僚であり友達。
性別こそ違うものの、色々相談に乗ってくれたり
私が分からないことは、大抵は知ってるから
よく質問したりする、良き仲間、的なやつ。
全然やましいことは無いし、
なんなら彼氏である勇征も、
この人の存在は知ってる。
だから、正直に言って、嫉妬はしない……
訳では無いようで。←
その同僚から、連絡が来た途端に、
私の関西弁を真似しては、
明らかに不満そうに眉間にシワを寄せて、
軽くこっちを睨んでくる。
クリックリの目で睨まれても、
なーんにも怖くないけど、←
それっきり、私の太腿に、顔を埋めて
そのままの状態でぶつぶつ喋り出す。
黙って聞いてりゃ、すんごいこと言ってんなあ←
ふっさふさの金髪を撫でながら、
私の太腿で現実逃避してる彼に、言葉をかけた。
優しく、おまけに標準語で、言ってみると、
同い年のはずなのに、年下と喋ってるみたいな関係性も、
嫉妬しちゃうとすぐ現実逃避したがるところも
全部私はだいすきで、
大声で、ちゃんと気持ちを言ってくれる彼が、
私はだいすきで、これからも一緒にいたいって思う人です。
ガーガーチキン🐔 さん
リクエストありがとうございました😊
八木勇征くんで、【かわいい嫉妬】
遅くなってしまってすみません😭
これにて、2月にとってたリクエストは全部応えきりました!
リクエストくれた皆さん、ありがとうございました!
これからは、各コメント欄で、リクエストしてくれた人のリクに応えたり、
適当に思いついた話をポンポン上げていけたらなって思います😳
また、5月のはじめくらいにリクとるつもりです😏⭐️
お楽しみに!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。