第34話

KAZUMA ______🐺
4,271
2019/11/11 22:26
壱馬くんを28歳と考えてください。🙏🏻






午後10時
今日も撮影とかリハとか取材とか。
山ほどある仕事を終わらせて、
家に帰る。
ちょっと前までは、
家に帰っても、
光もないし、癒しも待ち人もいない。
そんなんだったのに、
今は、光も、癒しもあるし、待ち人もいる。



そう、俺は結婚した。
10歳下のいわゆるJK  と。
俺の中の、女子高生のイメージといえば、
ケバケバした、無礼で嫌〜な感じの
そーゆー女しかいないと思ってた。


でも、あいつだけは違った。
本当に女子高生なんか、ってくらい
大人っぽくて、清楚。
ふんわりした柔らかい声に
これまたふんわり香るシャンプーの香り
そのうえ、俺好みの服装
初めて会った時は、心臓が痛くなるくらい
ばくばく鼓動が鳴り止まなかった。



でも、出会った場所は、初めてのアリーナツアーでのバクステ。
友達の付き添いで来た子だった。


……そ〜んなことを言ってるうちに
天使がいる家に到着。
川村壱馬
川村壱馬
ただいま〜。
you
あっ、おかえり〜っ!
そんなに慌てなくても、
俺は逃げないのに、
猛ダッシュで玄関まで来るこの子は、
あなたって名前。
川村壱馬
川村壱馬
おいおい、転けるぞ?笑
you
だって、寂しかったんだもん…



…うん、天使。👼🏻
そして、俺のダボダボパーカーまで着ちゃって。
何?襲われたいん?!←
川村壱馬
川村壱馬
もう分かったから、入ろ?
you
……
渋々俺の後ろをちょこちょこ付いてくるあなた
やべえ、まじ可愛い。


リビングに入って、ソファーにドサッと座ると、
ちょこんと隣に座ってきたあなた
そして、くいくいっと俺の服の袖を引っ張る
川村壱馬
川村壱馬
…何?
you
ぎゅーってして欲しい…
you
あと、ちゅーも…
川村壱馬
川村壱馬
ん、いーよ、


お望み通りに、あなたを抱き締める
キスはちょっと我慢して、様子を伺う
あなたの首に顔を埋めてると、
you
んね、まだぁ?…
川村壱馬
川村壱馬
んー、?


意地悪してると、しびれを切らしたのか、
you
んも!もういいよーだっ


次の瞬間、
俺を突き放して
両手で俺の頬を挟んでちゅっと
啄むようにキスをしたあなた
you
んふ、変な顔〜、笑


目の前でそうふにゃりと笑うあなたを見ると、
なんか色々耐えられなくなって、
そのままソファーに押し倒してしまった。
あなたは、相当ビックリしてる。
川村壱馬
川村壱馬
明日、学校ないよな?
you
うん、…?
川村壱馬
川村壱馬
今日は寝かせへんかんな、


言葉の終わりにちゅっともう一度キス。
小さくて軽い彼女なんて
抱き上げるのは鍛えてる俺からしたら余裕で
あっという間に寝室へ。
川村壱馬
川村壱馬
へへ、いっぱい愛し合おうな😊
you
……///



今日も俺は、年下彼女、
いや、
年下の妻に夢中。



(*^-^*) みほだよぉ☆彡 さん
リクエストありがとうございました😊

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