朝11時
一晩中愛されて
寝たのなんてもう外は明るくなろうとしてる頃。
なんか体が重くて、ふと下を見ると
彼のたくましい足がひたすら絡まっていて
上半身もがっつり絡まれてます。
静かに、
と呟くと動く足と腕
『昨日はあんなに可愛く鳴いてたのに』
そんな事を言うから、
手で臣の足をぺちんとひと叩き
毎日冷え性のせいで手先はキンキン。
そう言うと、素直に手と足を退ける臣
私が臣の方に向くと
頬がほんのり赤く染まっていた。
そんな素直すぎる臣が面白くて可愛くて
くすくす笑っていると、
.
そう言って首に埋もれてきた彼が
今日も愛しくて仕方がありません。
🥀Yuina🥀 さんリクエストありがとうございました😊
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。