第3話

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2019/05/24 03:04










珍しくえいちゃんからじゃなく


そらから電話がかかってきた。













「もしもし?」





いつもと変わらないcall音なのに


少し切羽詰まったような

焦りのようなものを感じた。






S 「あ、あなた…」






私の名前を呼んだそらの声は


どこか安心したように聞こえた







「どうしたの?」







S 「えいちゃんが、、、」











S 「波にのまれた…」








「え?」






自分の声が硬くなり


鼓動が早くなっていってるのが分かった。










S 「えいちゃんの実家行って欲しい」






「……分かった」








S 「みっくんにもそう伝えといたから、お願い」








「……」









そうして電話は切れた。








親にこのことを言う前に


えいちゃんの家に向かって走った。














幼なじみだからそんなに距離はない。












えいちゃんの家に着くと


門の前に放心状態のみっくんとえいちゃんの家族がいた。




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