ジムで予想以上にバタバタしてしまい、一段落ついたところでジム内の空いているベンチに腰をかける。
トレーニングやストレッチを終え帰宅した選手もちらほら。
残っているのは藍、有志くん、柳田さん、石川さん、私。
座って一息ついていると、私の隣にペットボトルのスポーツドリンクが置かれた。
柳田さん、優しい、、!!!!
ちょうど喉が乾いていたからキャップを開けて一気にがぶ飲みする。
あれ、おかしいな、
柳田さんの方が背高いはずなのに
上目遣いされてるみたいに見つめられてる、
かっこいい上に可愛いなんてずるいですね
バレーボール界のプリンスは。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。