第148話

ねぇちゃん
662
2020/09/06 03:00

龍我side



ランウェイでねぇちゃんのほっぺにキスをした





終わってから、問い詰められた。




佐藤「なんでちゅーしたの?」




キスをした、理由……?




『 ねぇちゃんのことが好き、だから。 』






なんて、言えるわけない。





龍我「嫌だった?」




佐藤「いや、そういうんじゃなくてさ、、?」




龍我「何気にしてんの?」




そういうとねぇちゃんは顔を赤くしてこう言った。




佐藤「だって、那須からされたことないのに……」




いっつもねぇちゃんは那須ばっか。




龍我の方がねぇちゃんのこと好きなのになぁ。





弟じゃなかったらよかった。




佐藤家に生まれなきゃよかった。




でも、兄弟じゃないと、ねぇちゃんに出会えなかったかもしれないんだよね。





それだけは絶対嫌だ……。






龍我はねぇちゃんのこと好きになっちゃだめなんだよね。








龍我「…だからほっぺにしたじゃん?てか弟だし関係ないでしょ?」




佐藤「まぁ、そっかぁ!」





龍我「おん、、、」





なんでそんな嬉しそうにするの、、、?





龍我がねぇちゃんの初めてを奪いたかったなぁ。

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