第66話

わたしのゆめ。
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2020/05/27 06:21
佐藤side



那須は、すぐにOKしてくれた。



でも、なんだか寂しいな。
そう感じてしまうのは、きっと佐藤だけだよね……。





部屋に入ってすぐ、私はジャニーさんに電話をした。


佐藤「もしもし、」



ジャ「準備は万端だよ、あとはyouの気持ち次第だ。」



佐藤「よろしくお願いします、」



ジャ「youならそう言ってくれると信じていたよ、」



佐藤「行くしか、私に選択肢はありません。」



ジャ「急いで事務所へ向かってくれ」



佐藤「はい、」



プツ



鏡に映る私は、涙を流し、微笑んでいた。




不安と期待を胸に、私は家を飛び出した。

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