第32話

れんあいそうだん
1,109
2020/05/12 06:29
佐藤side


            LINE
みじゅ
みじゅ
あのあなた?
sugarどす
sugarどす
どした~?
みじゅ
みじゅ
明日放課後なんかある?
sugarどす
sugarどす
ないよ~
みじゅ
みじゅ
話あるんだけど
sugarどす
sugarどす
わかった
みじゅ
みじゅ
じゃあそゆことで
sugarどす
sugarどす
は~い



こく、はく?



ええぇ、違うよね~ww



もしそうだったら…?



えぇ、違うでしょ~ww



今まで告白でこんなに悩んだこと無かったのにぃ!



いや待てよ、まだ告白と決まったわけじゃないし🤔



でも話ってそれぐらしいかないよね……



よしっ、こんな時こそあの人に相談しよう。

           LINE
sugarどす
sugarどす
ねね、今から会える?
けんてぃ
けんてぃ
姫!どうしたの?
sugarどす
sugarどす
相談したいことあって。
けんてぃ
けんてぃ
いいよ!どこ待ち合わせ?
sugarどす
sugarどす
うち
けんてぃ
けんてぃ
家教えてくれんの?
sugarどす
sugarどす
今回だけだよ
けんてぃ
けんてぃ
いえっさー!
けんてぃ
けんてぃ
じゃあ今から行くね🌹
sugarどす
sugarどす
は~い
こーゆー時こそこの人だよねw



相談乗るの慣れてそうだしw



ピーンポーン



来るの早いしww使える先輩ですねぇ~w


那須「あなた~?出るよ?」



佐藤「あ~うん!ありがと!」



那須「中島くん?!勝利くんも?!」



佐藤「は?!」



勝利「あなた~やほ!」



佐藤「やほじゃなくて……中島さん?☹️」



中島「さっき仕事終わって、勝利も一生に居たからw」



勝利「なに来ちゃ悪いの?」



佐藤「だめだよ~時間あったらすぐ来るから!だから家教えたくなかったのに~」



那須「え、俺ほぼここ居るんだけど。」



佐藤「那須はいいの♡」



中島「僕の姫がぁ~!!」



勝利「那須くん、まだ認めてないからね?」



佐藤「あ!おにいは太郎ちゃんの相手してて~」



勝利「話聞いたらだめなの?!」



佐藤「だめ~」



勝利「え~!」



那須「勝利くんこっちです」



中島「部屋行こうか」



佐藤「は~い」





中島「うわぁ、すご~」



佐藤「そっちどうでもいいからw」



中島「んで、相談ってなに?」



佐藤「あのね、例えばの話なんだけどね。」



中島「うんうん、」



佐藤「家族ぐらい大切な友達だと思ってる人から急に告白をされたら、どうする?」



中島「あ~、関係を崩したくないって?」



佐藤「そうそう!」



中島「難しいなぁ~、姫はその子をどうしたいの?」



佐藤「佐藤は~、出来るだけ傷つけないようにしたいかな。」



中島「だよね~、那須くんいるし。彼氏が居ることはその子知ってるの?」



佐藤「知ってる。でもそれでその子を傷つけちゃってて…」



中島「でも、姫が好きなのは?」



佐藤「那須」



中島「難しいかもしれないけど、自分の気持ちを真っ直ぐ伝えるのがいいと思うよ?」



佐藤「そうだよね、、」



中島「本当にそれだけ絆があるなら、そんな簡単に関係は壊れないと思うしね」



佐藤「だよね!ありがとう!」



中島「瑞稀くん?」



勝利「うぇ?!!」



那須「あっ勝利くん!」



佐藤「え……」



勝利「あ。」



中島「勝利どうしたの?」



勝利「あの、えっと~。太郎ちゃんが逃げて追っかけてきたの!」



佐藤「まじおにい無いわ」



勝利「ごめんあなたほんとにごめん!」



佐藤「さっきの話は、例えばの話だから!」



中島「あっ、姫!」



勝利「やっちまった。」



那須「改めて好きって言われると照れますねぇ~ww」



中島「姫、取られちゃったらどうする?」



那須「え?」



中島「多分そろそろ瑞稀くん告白するんじゃないかな?」



那須「そうなんですか…でも僕はあなたが僕を選んでくれると信じて、待ちます」



勝利「んっと、瑞稀くん?ってあなたのこと好きなの??」



中島「うん」



勝利「うぇええええ!」



佐藤「おい!さっきからうるさすぎて1階まで聞こえてるんだけど!」



勝利「すいません。」



佐藤「けんてぃありがとう、2人とももう帰って」



勝利「はい😔」



中島「姫、また何かあったらLINEしてね👋」



佐藤「うん」



勝利「失礼いたしました……。」







本当の気持ちを言ったら瑞稀をまた傷つけてしまうのではないか、そう考えていたら眠りにつけなかった。

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