そう言いながら屋上で伸びをする
屋上をひと通り見てまわったけど、
お弁当はどこにもなかった。
諦めるようにため息をつく。
せっかくだから屋上からの景色堪能していこう
下を見ていると丁度ミナを見つけた
相変わらずのオーラで男子からの注目を得ていた。
朝から人気だなあ。ミナは
そう思いながらミナを見つめていると
ミナの後ろからまた違う注目を得た1人の男が近づいていっている
パクジミンは前へ立ち塞がり何か笑顔でミナに喋りかけている
そう思うのもつかの間ミナは見たこともないくらい
嫌そうな顔でパクジミンを無視しスタスタと歩いていった。
ガチャン
突然、屋上の扉が開いた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!