なんでキムテヒョンがここにいるの?
ていうかなんで寝てるの?
え?いま放課後だよ?
ばかじゃないの
いいや。帰ろ。
こんな寒い中よく寝てられるわ。
起こすだけ起こしてあげようかな…
いや、なんで私がそんなこと…
でも私のせいで凍え死んだらどうしよう←
結局私は起こすことにした。
え?どうやって起こそう……
頭叩く?
いや、話したこともないのにそれはちょっと…
じゃあ名前呼ぶ?
え?この人の事なんて呼べばいいの?
キムテヒョン?いや流石にフルネームはㅋㅋㅋ
そんなことを考えながらキムテヒョンの前にたつ。
ガラッ
うーわ。最悪だ。
最悪の状態だ。
私はいま、突然教室に入ってきた
パクジミンとチョンジョングクに見つめられています。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。