教室で大志と喋っていれば
デカい音をたてて開かれたドア
『「うるさい」』
小声で大志と声が被る
お騒がせ要因の男子が教室に響くデカい声で
「今日、転校生くるってよ!!」
そう叫ぶ 。
みんな興味もって男子の竹中くんはもみくちゃ
「男子?女子?」
「イケメンが来ればなぁ〜」
「かわいい女子こい!!」
みんなでどっちが来るかの投票がはじまった
『つまんな。』
「ふふっ、確かにね。 大志はどっちと思う?」
『俺はこれ以上人が増えなでいい』
「選択肢増やさないでよ」
そんな他愛もない会話をしていた。
後々面倒ごとになると知らずに
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!