正 ロク パロ 、把握 宜 敷 ク 。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
テツside
兄貴が顔から数センチの所にいる 。
俺の視点から 、言えば 、
所謂 、床 ドン 。
これは事故である 。
故意ではないはずだが 、
何故兄貴は顔を赤らめているんだ ?
単に不思議に思って聞いたのだが 、
拍車をかけるように赤くなった 。
恥ずかしい 、‥
兄貴が弟の俺相手に 、 ?
はぁ 、どういう亊 。
面倒臭ぇ 。
今俺 、乙 ゲー してたんだけど 。
目が泳いでいる 。
態とではないらしいが 、
何か隠している気がする 。
バンドメンバーで家族 。
隠し事は必要ない 。
なんか妙にイラついて 、
退きそうになった兄貴の腕を掴む 。
そのまま倒れて 、
床ドンのハグみたいなまた密着隊形 。
兄貴 が ぼそ ゝ と 呟く 。
はぁ、めんどくさい。
何が言いたいんだ兄貴は。
どうやら本気っぽい。
俺は乙女ゲーには慣れてるからね。
ツンデレ系、熱血系は、
自分以上のドSに弱い。
で、ヤるのか。
別に嫌ではないけど(不思議と)、
ノンケってやつだから、上しかしないよ?
兄貴攻略するなんてな。
トサッ、
起き上がって反対に押し倒す。
チュッ
兄貴の唇なんて、
これまで意識したことなんてなかったけど、
(当たり前)
思った以上に柔らかい。
息切れして、呼吸が出来なくて、
少し甘い声が響く。
え、兄貴やばい、興奮してきた、
ドンドン
呼吸が長い間出来なかったらしく、
胸の辺りを叩かれる。
離れると、蕩けた表情の兄貴が目に入る。
何もかもが興奮材料になる、
兄貴がこんなに綺麗なんて気づかなかった。
見とれていると、物欲しそうに見つめてくる。
やめて、その目俺弱いっぽい。
兄貴が言ってた通り、
ズボンが持ち上げられていた。
出したげよ。
ペロッ、ジュプ、チュッ
わざと音を出しながら舐める。
吸い上げたりしてみるけど、
震えて快感に耐えてる。
声も我慢してる。
そっちの方が興奮するんだけど?
白濁液を出して、
しばらく呼吸を整える。
顔は完璧に赤くて、唆られる。
凄い勃ってた。無意識。
少しくらいは勃ってると思ってたけど、ガン勃ち。
顔を歪めて痛みに耐える姿。
次第に慣れてきたようで、
辛くなさげな声も漏れてくる。
好き、かも、、、。
兄貴、好きになってもいいですか、?
激しく突く。兄貴を自分のものにしたい。
それしか考えていない。
気持ちいい、もう少しで出そう、
でも、もう少しこのままいたい。
でも限界、出る、
ナニを抜く。
グプッ、
ドロッドロの俺ので、満たされてる。
時折兄貴が力を抜く度、
漏れ出てくるのがとても官能的。
こうして俺らは、付き合うことになった。
バンドメンバー、家族にも隠している。
完璧に兄貴に落ちてしまったなんて、
バレたくないやん、?
end
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。