第23話

野中×シズマ※あーるなし
3,687
2021/01/30 03:13
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シズマside
ロックバンドが軌道に乗り 、
調子に乗っていたが 、




俺は 、就活をすることになった 。





ロックバンドとは並行して進めていく 、
という条件付き 。




出版社で働くことになった 。

少し話題になっていたから 、
知っている人もいるかもしれない 。





闇落ちする亀 、大ヒット作の作者 。


何故か 、回りに回って俺に来た 。




そう 、野中さんのマネージャー 。





永遠の謎だった 。




野中さんのマネージャーだけが 、
次々と退職していくと言う 。





で 、皆怖気付いてマネージャーに付かない 。


勿論 、給料もそのせい高い 。



そこでだ 。



俺が引き受けることにした 。
シズマ
野中さん 、お疲れ様です 。
野中
あ 、?誰だお前 、
暗い雰囲気でうつむき加減 。

初対面の俺にも 、反応がない 。






いや 、そりゃあそうだろう 。

今日から配属に決まったのだから 。
シズマ
今日からマネージャーを勤めさせて頂きます 、
シズマ
赤川静馬 、と申します 、!
気合いだけは充分 、それが俺の取り柄 。



野中さんの反応はと言うと …
野中
ああ 、で 、?なんなの 。
無愛想な人だ 、目に光は灯らぬまま 。



過去に何かあったのかな 。
シズマ
マネージャーです、
野中
要らない 。あっちいってろ 、
それは困る、俺は上から言われているのだから。
シズマ
えと 、承知致しかねます 、
野中
は 、?
睨まれた 。

怖い 、けど 、言い返す。
シズマ
マネージャーなので、何かしないと、
野中
勝手にして、
シズマ
分かりました!
そう言われればもうするしかない 、


テレビ局の楽屋で立っていてもあれだから 、
飲み物でも買ってくることにした 。
シズマ
コーヒーでよろしいですか?
野中
あ? ああ、
歩いて数分、エレベーターと階段の近く、
少し椅子のある場所に
自動販売機があるのは確認済みだ。
コーヒーを2個買い、
ひとつはポケットにしのばせる。
シズマ
どうぞ、
原稿片手に集中している野中さん。

俺より2歳上だと思えないくらいの落ち着きよう。
野中
無言。まぁそうか。マネージャーだからな。
シズマ
野中さん、
野中
なんだよ、
シズマ
憧れます、!
野中
は、?
片眉を下げて睨まれる。
シズマ
人として、かっこいいなって!
野中
媚び?要らね、
バレたか。媚びてるわ。

まぁ、かっこいいのは本音だ。
憧れは、しないけど。

愛想悪いし、目付きが怖いからだ。
シズマ
もう少しで、本番ですよ、
30分後です、
野中
ああ、
台本をサッと流し見、

スタジオへ向かった。
周りから頭を下げられながら席に着く野中さん。
本番、の声がかかると共に、
野中さんは笑顔になった。

その、切り替えの速さは、
光の速度のようだった。














収録終わり
シズマ
お疲れ様でした、
野中
ああ、
地面に、誰のか分からないリュック。
思考停止。
シズマ
うわっ!?
ちゅっ 、
俺を支えようとした野中さん 、

唇が唇の感触を伝える 。


キス 、、して 、る 、!?
野中
!?!???
シズマ
っ 、す 、すみませ 、、
飛び退く。
辺りが無言になる。
野中
、、今のは 、ノーカンだから 、
シズマ
は 、は 、はい 、//
なぜだか 、顔が赤くなった 。


躰が熱くて 、思考停止してしまう 。



そのあとも、野中さんは何も無かったかのように
ひたすら原稿に向かった 。



だが 、しばらくするとペンが止まる 。
野中
お前のせいだ 、//
コツンッ

なぜか、軽く小突かれた 。




初日から 、嫌われました 、俺 、?








end











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知らパロ×正ロクパロ
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