涼介side
あなたに点滴を打ってもう少しで3時間でもう点滴も終わる。
もう鎮静剤は切れたと思うからそろそろ起きてもいいん時間だけど笑
点滴を取ってあげて少し声をかける。
「あなた?笑」
あなた「……」
全然起きない笑
夜寝れなくなっちゃうからなるべく起きて欲しいけど笑
「あなた、起きよっか。」
あなた「……んぅ」
寝起き悪すぎ笑
「夜寝れなくなるよ?」
あなた「……」
「ほら、起きよ?笑」
あなた「……いやだぁ」
あっ、布団の中に潜った笑
「先生、夜寝れなくなっても知らないよ?」
あなた「……グズッ」
「ちょっとお散歩行こっか。」
ベッドにいると余計に眠くなると思うからお散歩に連れていくことに。
多分グズグズして歩いてくれないから抱っこしていく。
あなた「……グズッ」
「なんで泣いてるの〜?笑」
少し情緒不安定だな笑
まだ点滴するって思ってるのかな?笑
「もう痛いのないよ?」
あなた「……グズッ」
「よしよし、大丈夫だからね?笑」
俺の白衣をギュッって握ってて可愛い笑
お散歩してたら少し目が覚めたみたいで少し機嫌が良くなった。
「なんか飲む?」
あなた「……うん」
「どれがいい?」
あなた「……いちごオレ」
「いちごオレね笑」
自動販売機にお金を入れていちごオレを買って俺も水を買った笑
近くにあったソファに座っていちごオレ飲んだ。
「よし、帰ろっか。」
病室へ戻るとちょうどおやつの時間だった。
「おやつ食べる?」
あなた「今日何?」
「今日はフルーツだと思うよ?」
あなた「じゃあ食べる」
「持ってくるね」
あなたにフルーツを渡して退室した。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。