大貴side
3時間くらい別室で資料まとめてたんだけどどっかの部屋から凄い泣き声が聞こえてきた。
小児病棟だから夜泣きなんか毎日ある笑
泣き声が聞こえてきた病室はあなたの部屋笑
1人の看護師さんがもう来てて泣き止ませてくれてるけど、あなたは知らない人だからますます泣く笑
「俺、変わりますよ」
看護師「ありがとうございます」
「あなた?大ちゃんだよ?」
あなた「んんー!泣」
「寂しくなっちゃった?」
あなた「んんー!泣」
「あなたいったん落ち着こっか。」
あなた「んん!やだぁ泣」
やだって笑
俺……少し悲しいよ笑
あなた「んんー泣」
「あなたあっち行く?」
あなた「やだぁ泣」
「じゃあここに居ようね?」
あなた「やだぁ泣」
「やだねぇ笑」
あなた「やだぁぁ泣」
ダメだこりゃ笑
薮「あなたちゃん?」
「薮くん、笑」
薮「俺変わるよ。」
あなた「んんぅ……やだぁ泣」
もうなにもかも嫌なんだな笑
薮「パニックになっちゃってる笑
大ちゃん、涼介に今来れないか聞いてみて。」
「わかった。」
山田の携帯に電話をかけると
涼「もしもし?大ちゃん?」
「あー、山田ごめん、今から病院来れる?」
涼「いいけどどうした?笑」
「あなたが、すんごい泣いちゃって」
涼「あー笑そーゆう事ね、すぐ行くよ。」
「ごめん笑」
「薮くんすぐ来れるって。」
薮「おお、良かった、あなたちゃんもう少しで涼介来るからね〜。」
山田が来るまであなたを必死に泣き止ませた笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!