雄也side
今日はナースステーションの担当だったからパソコンで資料をまとめてたんだけど誰か来たみたいで顔をあげると……
あなた「……グズッ」
ナースステーションの入口の前に立って今にも泣きそうなあなたがいた笑
てか久しぶりにあなたに会った気がする笑
「あなた?」
あなた「……ふえっ泣」
「どうしたの?笑おいで?」
あなた「……んぅ泣」
あなたの前にしゃがんで手を広げてあげると抱きついてきた笑
そのまま俺のディスクに連れて行って椅子に座らせる。
「あなたなんかあったの?」
あなた「……ひとりやなの」
1人がやだって可愛いかよ笑
「1人で寂しかったね?」
あなた「先生……一緒……」
「じゃあ先生と一緒にいようね?」
あなた「……うん」
もうすぐ夜ご飯の時間になるし、ここで食べさせよっかな。
「あなたご飯食べれそう?」
あなた「少し……」
「じゃあもう少しでご飯だから取りに行こうね。」
そのままあなたと一緒に夜ご飯を取りに行って俺の机で食べてあとは寝るだけに……笑
てかもう涼介帰っちゃったけど大丈夫かな……笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。