裕翔side
ナースステーションの研修室でレポートをまとめてたら山ちゃんとあなたちゃんが来た。
どうしたのかなって思ったら遊びたいみたいだけど熱が遊べなくてグズグズしてたみたい笑
あなたちゃんを山ちゃんからもらって病室へ
あ、遊べる道具持ってこなかった。
侑「あなたちゃんは何して遊びたいの?」
あなた「んーとんーと……あぁ!レゴ!」
裕「レゴがいいの?」
あなた「うん!」
裕「じゃあレゴ取ってきてあげる!知念取ってくるね〜」
侑「はーい。」
おもちゃがあるプレイルームへ
何種類がレゴのBOXがあるんだけど1番定番なやつでいいかな?
1番多く入ってるレゴを持ってプレイルームを出た。
prrrr……
誰だろ
電話の表示を見てみると……
わっ!伊野尾ちゃん……!!
伊野尾ちゃんは一応先輩……←
俺何かしたっけ……?
「はい、ナースステーション看護師の中島です。」
慧「あー、裕翔、俺!」
「伊野尾ちゃん、どうしたんですか?」
慧「レポート集めてるんだけど書き終えたかな?」
今日締切だったっけ……苦笑
「多分終わってると思います!」
慧「多分って笑じゃあ今日の勤務終わったら出しに来て?笑」
「わかりました!」
慧「じゃあ知念にも伝えといてね?」
「はい、」
レポート仕上げないと笑
電話を切ってあなたちゃんの病室へ向かった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!