第154話

#101
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2021/08/29 11:04
涼介side




ナースステーションでパソコンの資料をまとめてると




看護師「山田先生、小児科外来で緊急の子が来たんですけどヘルプに入ってもらうことってできますか?」



「わかった。すぐ行く!」



とりあえず資料まとめはおいといて小児科外来へ



1時間くらい経って、緊急の子の処置をし終えふたたびナースステーションへ戻って資料まとめをしようとすると、





裕翔「やだねー?笑」

知念「一旦落ち着こ、しんどくなっちゃう。」



奥の方からこんな声が



行ってみると、



裕翔「あっ、山ちゃん来てくれた!」

知念「おっ、良かったね??」

あなた「ん!泣」


苦笑いの裕翔たちとボロクソに泣いているあなた。



「ちょっとなにしてんの?笑」

裕翔「起きちゃったみたいでナースステーションに来たら山ちゃんいなくて泣いちゃったんです。」

知念「あいにく、伊野尾ちゃんとかもいなくて笑」

「知念、裕翔ごめんね、笑仕事戻っても大丈夫だよ?」

知念「全然、!あなたちゃんまたね?」




あなた「ん、泣」


裕翔たちが帰ってもグズグズ泣いてるあなた。

抱っこしてるとさっきより熱も上がってそう、苦笑

「あなた泣くのおしまい、」

あなた「…ヒクッ」

「よし偉い偉い、もうすぐてお昼ご飯の時間だね?食べれそう?」


あなた「…いらなぁい」

「ちょっとお熱だけ測ろっか、」


抵抗するなか無理やり固定して熱を測ると案の定熱は上がってて朝と同じ状態に。



解熱剤の座薬もう1回入れようかな、



「あなたお水は飲めそう?」

あなた「少し、」

「喉はもう痛くない?」

あなた「ん、」



じゃあ解熱剤の座薬と栄養点滴だけ頑張ってもらおう。






「あなた、ちょっと頑張ろ。」

あなた「いやだぁ…泣」

「すぐ終わらせるからね?ね?」

あなた「んぅ…」

「処置室行こっか。」








あなたを処置室に連れて行って点滴の準備をした。











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