侑李side
お昼を食べ終わったあなたちゃんがプレイルームに遊びに来てくれた。
プレイルームの中にはほかの子供達はいなくてあなたちゃんだけ。
慣れるまで少しお話してあげよ。
「あなたちゃん、あなたはどんな遊びが好きなの?」
あなた「……お絵描き」
裕「お絵描きする?」
あなた「……コクリ」
「よし、じゃあしよっか!」
ゆってぃーが机の上に色鉛筆とスケッチブックを置いてくれて僕があなたちゃんを椅子に座らせた。
裕「好きなの描いていいからね!」
あなた「……知念クンのお膝がいい」
あれ、あなたちゃん『知念クン』って言ってくれたよね?!
しかもお膝って笑笑
あー、そーえば涼介から結構退行してるって聞いたな笑笑
「いいよ、おいで。」
あなた「ゆーとクンはこっち!」
裕「いいよ笑笑」
それからゆってぃーの膝がいいとか僕の膝がいいとか言ってあっという間に3時間過ぎたちゃってもう僕達とお別れの時間。
涼介「あなたお迎え来たよ〜。」
「あっ、涼介来たよ。」
裕「病室戻ろっか。」
あなた「いやだぁ……知念クン達と一緒がいいの」
ちょっと泣きそうになってるよ笑
涼介「じゃあ後1時間だけだよ。1時間経ったらまた涼介迎えに来るからね。」
あなた「涼介先生ありがとう」
涼介「じゃあ知念達よろしく笑笑」
侑「おっけー!」
追加で1時間遊んでいいよって言われて上機嫌なあなたちゃん
涼介が居なくなって僕らにいっぱい甘えてきた。
あっという間1時間が経って涼介が迎えに来た時少し泣いちゃったけど涼介がまた明日会えるとか言って説得して病室へ戻って行った。
僕明日お休みなんだけどね笑←
でも慣れてくれたみたいで良かった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ぺぺ🍊💗さんリクエストありがとうございました!
気に入らなかったら申し訳ございません。🙇♂️
リクエストの方まだ募集してます。ある方は🌾どーぞ!
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!