涼介side
今日はあなたに新しい先生を紹介しないとだからあなたを早く起こしに行く。
言っても起床時間過ぎてるんだけどね笑
あなたの病室へ行きあなたの肩を少し叩いて起こす。
「あなたおはよう。起きて。朝だよ。」
あなた「おっきしない泣ねんねするーー泣」
はい、来ましたー笑
「えー笑じゃあ涼介抱っこしないよ?」
あなた「抱っこぉ……泣」
「じゃあ起きて。」
あなた「ん……グズッ」
「よく出来ました。笑」
あなた「抱っこ、」
「はいはい笑ナースステーション行こうね。」
あなた「……なんでぇ」
「え?昨日言ったでしょ?新しい先生来るよって」
あなた「嫌だぁぁ」
「大丈夫、怖くないよ優しい先生だから」
少しクズってるあなたを抱っこしてナースステーションに連れてって行く。
まだ裕翔と知念は来てないみたいだからあなたを俺の膝の上に乗せて俺はパソコンで患者の資料をまとめている。
5分後ぐらいしたら裕翔達が来た。
裕「山ちゃんおはようございます!」
侑「おはようございます!」
「おはよう」
裕「あっ、あなたちゃん!おはよう。昨日はびっくりさせてごめんね。」
あっ、裕翔はもう会ってんのか笑笑
侑「ゆってぃーもう会ったの?笑」
裕「昨日ご飯届ける時にね。」
侑「そうなんだ。あなたちゃん?初めまして。僕は知念侑李って言います。」
裕「俺は中島裕翔って言います。よろしくね?」
あなた「……グズッ」
めっちゃ泣いてるし笑
とりあえず顔を埋めてるから、
「あなた?お顔少しあげれる?」
あなた「ん……泣」
泣き顔でだけど裕翔達のこと見てくれた笑
「後で、裕翔達と一緒に遊んでみる?」
あなた「ん……グズッ」
「じゃあお昼ご飯食べたら遊んでもらおーね。」
それからお昼ご飯を食べ終わりとりあえずプレイルームに裕翔達がいるらしいからあなたを連れて行ってあげる。
「あなたのこのお部屋だよ。㌧㌧ってしてごらん?」
㌧㌧
裕「はーい。入っていいよ。」
ガチャ
「ごめん、よろしくね。3時には迎えに来るから。」
裕「任せてください!」
「じゃああなたまた後でね」
抱っこしてたあなたを下ろして裕翔に引き渡した。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。